トヨタはなぜ新型5ドアHBに「カローラ」の名を? 12代目のトップバッターにかける思い

カローラとは思えない発進時から力強い加速

 今回試乗したのは、1.8リッターエンジンを組み合わせたハイブリッド車、1.2リッターターボのCVT車、そして1.2リッターターボのMT車の3タイプ。すべて18インチタイヤを履いたスポーツグレードで、1.2リッターターボ車にはオプション設定となる減衰力を電子制御で切り替えるショックアブソーバーが装着されていました。

トヨタ 新型「カローラハッチバック」が搭載する1.8リッターエンジンを組み合わせたハイブリッド

 まず感じたのは、クルマの応答のスムーズさ。カーブの進入から脱出、そして時にはハンドルを逆に切り込んでいくS字コーナーまでも癖のない素直で爽快な操舵感が印象的でした。

 車体設計の開発者に尋ねたところ「プリウスやC-HRに比べて操舵装置全般の剛性が強化され、またハンドルを戻す操作に対しても新しいアシスト制御を組み込んだ」といいます。

 また1.2リッターターボのCVTモデルは、現在販売しているオーリスの1.2リッターターボ車に比べて発進直後の加速感に力強さを感じました。

「パワーユニット自体はC-HRから変わっていないけれど、アクセル操作に対する制御を変えました。また車重が軽くなったことも効いているのでしょう」とチーフエンジニアの小西さんは言います。

 新世代カローラの第1弾として用意される新型「カローラハッチバック」のデビューは6月26日が予定されています。詳細な内容が判明するその日が待ち遠しいクルマです。

【了】

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車は10年乗ったポルシェ・ボクスターSから乗り換えたルノー・ルーテシアR.S.トロフィーと最終型マツダ・プレマシー。

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