スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく登場! 全長4.3m“ちょうどいいボディ”&「独自の4WD」採用! “25年夏以降”に日本で発売予定の「e VITARA」いくらになる?
日本でも発売が予定されているスズキ初の量産BEV(バッテリー電気自動車)「e VITARA(イー・ビターラ)」は、一体どのようなクルマなのでしょうか。またいくらで発売されるのでしょうか。
日本での価格はいくらになる?
スズキが2025年7月から海外で販売を開始する「e VITARA(イー・ビターラ)」は、同社初の量産BEV(バッテリー電気自動車)であり、世界戦略車として注目を集めています。
日本では2025年夏以降の発売が予定されている同車ですが、どのようなモデルなのでしょうか。

e VITARAは、「Emotional Versatile Cruiser」をコンセプトに開発されたスズキの新型BEVです。
2025年7月に欧州市場で発売予定となっており、インドや日本でも展開が計画されています。
車名の「VITARA」(ビターラ)は、スズキが海外で展開するSUVの名称で、日本では「エスクード」として販売されてきました。
ただし、e VITARAは従来のVITARAの後継や派生モデルではなく、完全な新モデルです。
BEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e」を採用し、ショートオーバーハングのボディサイズは全長4275mm×全幅1800mm×全高1635mm。
スズキの主力SUV「フロンクス」と比べると、全長で約300mm、幅で約35mm、高さで約80mm大きく、ワンサイズ上のモデルです。
それでも、最小回転半径は5.2mと、取り回しの良いSUVに仕上がっています。
エクステリアデザインは「High-Tech & Adventure」をテーマに、BEVらしい洗練された未来的な雰囲気と、SUVらしい力強さを兼ね備えています。
全体的にスマートな印象ながら、存在感のあるバンパーや大径ホイールにより、タフな雰囲気も漂います。アウトドアシーンはもちろん、都市部にもマッチするデザインです。
室内はブラックを基調としたシンプルでタフな雰囲気。
一方で、統合型ディスプレイやフローティングコンソール、次世代の「スズキコネクト」などの先進装備も充実しています。
販売国によってグレードや装備内容は異なる可能性があり、詳細は現時点では未発表です。
正式な発表が待たれます。
パワーユニットには、モーターとインバーターを一体化した高効率ユニット「eAxle」を搭載。
バッテリーは「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」で、49kWhと61kWhの2種類が用意されます。
駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)の2タイプがラインナップされます。
最高出力はFWD(49kWhバッテリー)が106kW(約144ps)、FWD(61kWhバッテリー)が128kW(約174ps)、4WD(61kWhバッテリー)が135kW(約183ps)です。
特に4WDモデルは、前後に独立した2つのeAxleを搭載することで、FWDモデルよりも高い出力を発揮します。
この電動4WDシステムは、スズキ独自の「ALLGRIP-e」技術を採用。
路面状況を問わず安定した走行性能を発揮し、緻密な制御が可能です。
特に、悪路からの脱出をサポートする「Trailモード」を搭載している点も特徴です。
日本での販売価格はまだ発表されていませんが、英国での価格は2万9999ポンド(約588万円)。
英国と日本の自動車市場では、税制や消費者ニーズがやや似ており、輸入コストを考慮しても、似たような価格になる可能性があります。
日本市場向けモデルやスペックがどのような内容になるのか注目です。
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