全長5.1m! トヨタ「“3列8人乗り”SUV」がスゴい! ド迫力デザインで「室内ひろびろ!」 超パワフルな最新「グランドハイランダー」米国仕様どんなモデル?
トヨタは米国で「グランドハイランダー」という大型の3列シートSUVを展開しています。一体どのような特徴があるのでしょうか。
迫力デザインで室内広すぎ!
トヨタ「グランドハイランダー」は米国で販売されているSUVです。
かつて日本では「クルーガー」という車名で販売されており、2007年に終了。その後は海外専売車となり、「ハイランダー」という車名で展開されました。

そして、従来のハイランダーの上位モデルに位置づけられるグランドハイランダーが2023年に登場。
同車は、米国トヨタ主導で開発された3列シートSUVで、全長5116mm×全幅1989mm×全高約1781mmというフルサイズボディを備え、最大8人が乗車できます。
エクステリアは、直線のラインと広がりを感じさせるラインが織り込まれており、スマートなLEDライトやフロントのハニカムグリルなど、迫力のあるデザインを採用。リアは、コの字型のリアコンビネーションランプやスキッドプレート、左右2本出しマフラーが備わり、存在感をアピールします。
また、ハイブリッドの特別仕様車である「ナイトシェード」モデルでは、フロントバンパートリムやドアミラー、ドアハンドル、ルーフレール、シャークフィンアンテナにブラックアウト加飾が施されており、スタイリッシュなエクステリアを実現しました。
ボディカラーは8色で、特にグレー系は「Heavy Metal」「Cement」「Celestial Silver Metallic」「Storm Cloud」と4色設定されます。
力強いエクステリアに対して、インテリアはソフトパッドとウッド調が取り入れられるなど、ラグジュアリーな雰囲気です。
レザートリムシートにはオプションで細かく角度を電動で調節できる「10ウェイ電動調節式運転席」、左右独立してひじ掛けが付いた「2列目キャプテンチェア」でより快適な座り心地が楽しめます。
3列目は窮屈になりがちですが、グランドハイランダーでは3列目の快適性も重視。大きな窓が備わり、外の景色を堪能することができるほか、大人が乗車しても足元に余裕があり、開放感のある居住空間としました。
また、3列目まで使用した場合でも広いラゲッジスペースを確保しており、多人数乗車での実用性も備えています。
なお、6:4分割可倒式リアシートが備わり、2列目と3列目をフラットに折りたたむことが可能。必要に応じてラゲッジスペースを拡大することができます。
パワーユニットは、2.4リッターターボエンジン、2.5リッターハイブリッド、ハイブリッドマックスの3種類を設定。
なかでもハイブリッドマックスは2.4リッターターボエンジンと電気モーターを組み合わせ、システム合計最高出力362馬力・最大トルク400lb・ftというパワフルな動力性能が魅力です。
このハイブリッドマックスを搭載するグランドハイランダーについてトヨタは「トヨタ史上最もパワフルなミドルサイズSUV」と説明しており、0-60マイル(約0-96km/h)加速は6.3秒と、大型SUVとは思えない加速性能を発揮します。
安全性能は「トヨタセーフティセンス3.0」が搭載され、衝突の可能性を警告して自動的にブレーキをかける「歩行者検知機能付き衝突回避支援システム」、高速道路などで事前設定した距離を維持する「全速度域ダイナミックレーダークルーズコントロール」、車輪逸脱を警告してステアリングを微調整する「ステアリングアシスト付き車線逸脱警報」などが備わります。
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米国でのグランドハイランダーの価格は4万860ドルから5万8775ドル、日本円で約589万円から約848万円です。
グランドハイランダーは室内空間が広く荷物もたっぷり載せられますが、ファミリーカーっぽさはなく洗練された雰囲気が魅力です。
多人数が乗れるクルマが必要だけど、都会的でラグジュアリーな雰囲気も楽しみたいという人に最適なSUVでしょう。
Writer: 奥彩花
京都府生まれ。車関係のライティングは学生時代から続けており、車に詳しくない方にも分かりやすく興味をもってもらえるような内容を心がけている。


















































