460万円! 新「“4人乗り”軽トラ」初公開! スズキ「キャリイ」の「2階建て」仕様に反響多数! 4人寝られる“広々スペース”確保の「CoastLine FABULA」が話題に
福岡県飯塚市に拠点を置くビルダー「CoastLine(コーストライン)」がスズキ「キャリイ」を改造したキャンピングカー「FABULA」をアウトドアイベントで初展示しました。これについて反響が多数集まっています。
4人乗り軽トラに反響多数!
2025年5月17日・18日に開催されたアウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2025」にて、福岡県飯塚市に拠点を置くビルダー「CoastLine(コーストライン)」が製作した軽トラックベースのキャンピングカー「FABULA(ファビュラ)」が初公開されました。
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スズキの軽トラック「キャリイ」をベースにしたこの車両は、従来の軽トラのイメージを一新する斬新なデザインと機能性で、大きな注目を集めました。

ベースとなるキャリイは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1765mm、ホイールベースは1905mmと、非常にコンパクトなボディサイズです。
一方、荷台部分のサイズは荷台長1940mm、荷台幅1405-1410mmと十分な空間を確保しています。
パワートレインは直列3気筒エンジンで、最高出力は50馬力、最大トルクは6kgf・m。トランスミッションは4速ATまたは5速MTが選択可能で、駆動方式は2WDと4WDが用意されています。
FABULAでは、この軽トラの十分な荷台部分にキャビンを載せたキャブコン(キャブオーバーコンバージョン)のスタイルに仕上げています。
ルーフ部分には2階建て構造の居住スペースを備え、室内空間を立体的に活用。側面には外部電源接続口やシャワー設備があり、リアには引き出し式の収納スペースも搭載。キャンプや車中泊に便利な装備がしっかりと整っています。
車内には前向きに座れるシートを設けており、チャイルドシートの装着にも対応しています。
これらのシートはフラットに展開でき、ベッドモードにすれば大人2人と子ども2人、合計4人が就寝可能な広さを確保。
さらに、シンクや調理台も備えており、簡単な調理も車内で行えるようになっています。こうした設備により、FABULAはキャンピングカーでありながら普通車として登録されており、税制面や維持費の面でも扱いやすいというメリットがあります。
販売価格(消費税込)は460万円。軽トラベースでこの価格は高く感じるかもしれませんが、イベント会場では「軽トラとは思えない広さ」「子どもと一緒に快適に過ごせそう」といった声が多く聞かれ、高い関心を集めていました。
X(旧Twitter)でも「家族で寝られる軽キャンパーがついに出た」「2階建ての軽トラって夢ある」といった投稿が見られ、SNSでも話題になっています。
1〜2人向けのモデルが主流だった軽キャンパー市場において、4人乗車・4人就寝が可能なFABULAは新たな可能性を提示してくれる存在です。アウトドアや災害時の避難手段としても活用できるこの一台は、今後ますます注目を集めていくことでしょう。
[※編集部注記:2025年6月24日午前10時、本文中の表記を一部修正しました]
見てみたい❕
荷台部分の高さ290mmって誤植やろ。ホンマやったら、寝ることもしんどいやろ。ちゃんと校正してくれよ。