日産「“ミニ”GT-R」!? まさかのダイハツ製な「2ドア“オープンカー”」がスゴイ! “軽”規格超えのワイドボディ採用のコペン「LB Nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2」とは

2025年7月の開催が発表された「オートメッセin愛知」。「大阪オートメッセ」の流れをくむ本イベントでは、さまざまなカスタムカーの展示が予想されます。そんな中、展示を期待したいクルマがリバティーウォークの「lb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2」です。

軽自動車なのに「GT-R」!?

 2025年7月26日から27日にかけ、愛知県常滑市でイベント「オートメッセin愛知」が開催されます。名前とDNAを受け継いだ大阪オートメッセのように、多くのカスタムカーが展示されるはずです。

 今回はオートメッセin愛知で展示されるかもしれない、リバティーウォークの「lb★nation DAIHATSU COPEN GT-K Type.2(以下、コペン GT-K Type.2)」について見てみましょう。

GT-R…にしては小さい!
GT-R…にしては小さい!

 リバティーウォークは愛知県に本拠地を構えるアフターパーツメーカー。「チューニング」や「ドレスアップ」ではなく昭和の街道レーサーを思わせるような「改造」をテーマにしたクルマをいくつも手がけています。

 対して、コペンはダイハツの開発した軽オープンカー。軽自動車らしい小回りの効く車体に良好な走行性能を併せ持ち、スポーティーな走行を楽しめます。

 現行モデルは2014年に登場した2代目。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mm、ホイールベースは2230mm。

 パワートレインには最大64馬力、最大トルク9.4kgf-mを出力する直列3気筒エンジンにCVT、もしくは5速マニュアルの組み合わせを採用。駆動方式はFFとなっています。

 コペン GT-K Type.2は、そんな2代目コペンをGT-R風にカスタム。もともとType.1も展開されていましたが、Type.2ではさらに各所に手が加えられています。

 フェンダーは大幅にワイド化。カナードも2枚追加し、軽規格を超えたボディサイズとなりました。一方で、グッと曲がったフロントボンネットなどは、まさしくGT-Rを思わせる雰囲気を放っています。

 また、Type.1から大きく変化したのが、大きなリアウィングです。このウィングでは一部を中抜きして軽量化。デザイン性を向上させました。また、ただ形状を変えただけでなく、リアパネルとの設置面積を増やしたり、補強材を追加して、耐久性も高める工夫も凝らしています。

 コペン GT-K Type.2のボディキットの価格は98万3400円。先代モデルに比べて2倍近い価格になっていますが、ユーザーからの評判は上々とのことです。

※ ※ ※

 愛知県内でも有数のカーショップであるリバティーウォーク。日本全国のカスタムカーイベントにも顔を出すだけに、地元開催であるオートメッセin愛知でも多くのクルマの展示が期待できそうです。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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