セナの名を冠した究極のロードカー「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」登場
マクラーレンは、究極のロードカー「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」の発表会を行いました。伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠した「マクラーレン セナ」は、最高のドライビング体験を実現することのみを追求しています。
限定500台の車両はすでに完売
マクラーレンは、東京港区の増上寺で新型「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」の発表会を行いました。
McLaren Senna(マクラーレン セナ)は、マクラーレン史上初となる、サーキット走行を最も重視したロードカーで、現時点でマクラーレン史上最速のラップ記録を作るマシンとなることが期待されています。
マクラーレン・オートモーティブ アジア 日本代表の正本嘉宏氏は、「この『マクラーレン セナ』そして今日ご提供いたしますマクラーレンは過去何十年にも渡って培ってきたレーシングテクノロジー、最新の技術、マテリアルで粋を結集して作り上げた究極のそして最新のマクラーレンです。
マクラーレンにとってセナというブランド、これは単にお互い栄光のモータースポーツの歴史を築いてきた絆だけではございません。お互いの根底にあるいつの時代もチャレンジし続けるDNAです」と述べています。
マクラーレンが目指したのは、公道仕様のマシンであるにも関わらず、公道に合わせて余分な部分が排除されていないマシンです。伝説のF1ドライバー、「アイルトン・セナ」の名を冠し、サーキットで究極のドライビング体験を実現することのみを追求しています。
カーボンファイバー製のシャーシとボディパネルによる超軽量構造は、マクラーレンを代表するMcLaren F1以来、最軽量1198kgのマシンに仕上がっています。
4.0リッターツインターボチャージャーV8エンジンは、現時点でマクラーレン史上最もパワフルなロードカー向けエンジンで、800PSの出力と800Nmのトルクを誇ります。7速デュアルクラッチ式シームレスシフトギアボックスが、ミッドシップエンジンからリアホイールにパワーを送り込みます。
マクラーレンのトランスミッションとソフトウェアに関する幅広い戦略には、直線で驚異的なパフォーマンスを発揮するローンチコントロール機能が採用されています。時速0キロから100キロまでは2.8秒で、時速0キロから200キロまでは6.8秒で、時速0キロから300キロまでは17.5秒で加速します。さらに停止状態からわずか10秒で4分の1マイルに到達できるだけでなく、最高時速340キロを誇ります。
「マクラーレン セナ」には、マクラーレンのロードカー史上最先端のブレーキシステムを採用しています。次世代カーボンセラミックブレーキにはレーステクノロジーを使用し、各ディスクの製造には従来のカーボンセラミックディスクの製造に要する期間の7倍に相当する7ヶ月もの時間がかかります。
Formula 1からインスピレーションを得たフロントキャリパーには、驚くほど強堅なモノブロックデザインと温度を下げるベンチレーテッド型6ピストンが採用され、時速200キロからわずか100mでの停止を可能にし、時速100キロからの停止には30mも要しません。
500台限定で英国において2018年より手作業で組み立てられる「マクラーレン セナ」は、すでに車両のオーナーが全て決定しています。
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