トヨタは2025年5月9日、セダン「カローラ（セダン）」の一部改良を発表しました。

　さっそく販売店ではどんな反響があるのでしょうか。

　カローラといえば、1966年に初代が誕生。その後、現在にいたるまで日本の小型大衆車市場を牽引しているトヨタを代表するモデルで、現在も年間世界販売台数1位を記録し続けています。

　現行モデルは2018年から販売されている12代目で、エクステリアは従来から刷新し、スポーティかつ若々しいデザインに。プラットフォームには「TNGA GA-C」を採用したことで、ボディ剛性や走行性能を大幅に向上しています。

　ボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm、ホイールベース2640mm

　先進運転支援「トヨタ セーフティ センス」を全車標準装備し、安全性能も高めています。

　今回の一部改良では、これまで、ガソリン車とハイブリッド車（HEV）が設定されていましたが、カーボンニュートラルの実現に向けて、1.8リッターエンジン＋モーターのHEVに一本化されました。燃費性能が最も高いモデルでWLTCモード30.2km／Lを発揮します。

　また、従来メーカーオプションだった機能・装備を標準設定とし、商品力を向上しました。

　W×Bグレードでは「ドライブレコーダー 前方＋バックガイドモニター（簡易録画機能付）」と「デジタルキー」「ディスプレイオーディオplus」が標準設定に。

　またGグレードでは、「205／55R16タイヤ＆16×7Jアルミホイール」「LEDフロントフォグランプ」が標準設定されました。

　このほか安全面では、W×BグレードとGグレードともに「ブラインドスポットモニター＋安心降車アシスト」「パーキングサポートブレーキ（後方接近車両）」も標準アイテムとして追加されました。

　さらに、全グレードでアクセサリーコンセント（メーカーオプション）選択時、給電アタッチメントを標準装備としました。

　一部改良を受けたカローラの価格（消費税込）は、227万9200円から336万6000円です（特別仕様車含む）。

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　販売店での反響について、都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「もともと人気車種であることから非常にお問い合わせは多いですね。

　納期については、8月生産予定なので9月、10月頃のお届けとなります」

　なお、今回の改良では、「カローラツーリング」と「カローラスポーツ」でも同様の改良がおこなわれました。