510万円から買える! トヨタ最新「“8人乗り”アルファードX」がスゴイ! 「リッター20キロ」近く走る低燃費&多彩な“シートアレンジ”も魅力! 「高級ミニバン」最安モデルとは?
横浜税関がトヨタ「アルファード」4台の不正輸出未遂事件を公表したように、アルファードは国内外で高い人気を誇っています。そんなアルファードのなかで最も安価なモデルはどのようなクルマなのでしょうか。
最安モデルの仕様とは?
横浜税関は2025年5月8日、盗難されたトヨタ「アルファード」4台の不正輸出未遂事件を公表しました。
この事件は、アルファードが日本国内だけでなく海外でも高い人気を誇ることを象徴しています。
豪華なデザインと実用性で知られるこの高級ミニバンは、海外市場でも強い需要があり、盗難のターゲットになるほどその価値が高く評価されています。
そんなアルファードのなかで最も安価なモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

アルファードは2002年に初代モデルが登場し、2008年には兄弟車「ヴェルファイア」がデビュー。
以来、高級ミニバンの代名詞として国内外で愛されてきました。
2023年6月に登場した現行モデルは、アルファード4代目、ヴェルファイア3代目となり、洗練されたデザインと先進技術でさらに進化。
広々とした室内と高級感ある内装は、ファミリーからビジネスまで幅広いニーズに応えます。
複数にグレードが設定されているなかでも、最も安価なモデルが「X」グレードです。
Xグレードは豪華装備を省略し、コストを抑えた仕様となっています。
エクステリアでは、シーケンシャルターンランプやデイタイムランニングランプは非搭載で、ホイールは17インチのシルバーホイール(スパッタリング塗装なし)。
ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」と「ブラック」の2色に限定。
シンプルながらアルファードらしい堂々とした外観を保持しています。
内装は合成皮革を省き、ダッシュボードに「グラファイトメッシュ」パターンを採用。
シートはファブリック素材で8人乗りに対応するレイアウトとなっています。
ヒーターやベンチレーションはなく、1列目は手動調整。
2列目は6:4分割の3人掛けシートで、チップアップ機能により荷室を拡張可能です。
3列目はスペースアップシートで、跳ね上げれば5人乗車にも対応しており、家族や荷物の多いシーンで柔軟に活躍します。
ムーンルーフやパワーバックドアは省略されていますが、9.8インチディスプレイオーディオが標準装備され、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。
安全面では「トヨタ セーフティセンス」が搭載され、プリクラッシュセーフティや全車速追従型レーダークルーズコントロールを備える一方、一部の高度な運転支援機能は非搭載です。
Xグレードのパワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのみを採用。
駆動方式は2WD(前輪駆動/FF)、E-Four(全輪駆動/AWD)から選択でき、燃費はWLTCモードで2WDモデルが18.9km/L、AWDモデルは17.5km/Lと、特に2WDモデルではアルファードで一番の低燃費を記録しています。
そしてXグレードの最大の魅力は価格です。
2WDモデルが510万円(消費税込み、以下同)、4WDモデルが532万円で、最上級モデル「スペーシャスラウンジ」(1272万円から1480万円)の半額以下。
この価格は、高級ミニバンを手頃に求めるユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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