キムコ「ionex(アイオネックス)」 電動二輪車と充電ステーションの提案
自販機並みの充電ステーションを実現
キムコは、公共充電インフラである「ionexエネルギーステーション」という新しい充電方法を示しています。
「ionexエネルギーステーション」は、「ionex」バッテリー用の複数の充電スロットを備えた単独のステーションで、街中でよく見る自動販売機に似ており、地下鉄の駅、駐車場、観光スポットなどの公共の場所にすぐに設置が可能です。
充電ステーションでは1時間以内に脱着式バッテリーのフル充電が完了します。コアバッテリー搭載車は、充電を待たず普段通り乗車できるので、1時間の充電時間はあっという間に感じるでしょう。
キムコジャパンの伊庭さんに「ionexエネルギーステーション」導入(設置)について、現在日本の自治体と話し合いや交渉を行なっていますか?また、「ionex」スクーターをユーザーが購入(導入)した場合、ユーザーの優位点(ガソリン車と比べて等)は?
「現在国内の自治体様とは特に交渉は行なっておりません、『ionex』の利点について5点あげさせて頂きます」(伊庭さん)
(ア) 自宅で充電可能なためガソリンスタンドへ行く煩わしさから解放され、自宅を出るときに常に満充電にできる。
(イ) プラットフォームの共通化と多彩な充電方式により充電ポイントの確保が容易になる。(エネルギーステーション、急速充電器、一般充電器→携帯可能)
(ウ) 低騒音なため早朝深夜の住宅街でも気兼ねなく乗れる
(エ) メンテナンス費用の削減(エンジンオイル、各種フィルターなどの交換部品削減)
(オ) グリーン社会への貢献
キムコのアレン・コウ会長は「電気による乗り物は、個人の交通手段を大きく変えるものです。私たちは地球の環境問題を直視し、都市の自然環境を保護し、ionexによってより実用的な電動二輪車を現実することを望んでいます。キムコは近年の歴史の中で最も重要な変革の時期に大きなインパクトを与えることを志しています」と述べています。
【了】