道路上に設置されている「道路標識」のうち、あまり知られていない「青い斜めスラッシュ」の標識の意外な意味が話題になりましたが、さらに反響が集まっています。

　一体どんな意味で、どのような反響があるのでしょうか。

　この標識の正体は、他の標識とセットで使われる「補助標識」のひとつで、（規制などの）範囲が「ここまで」という意味です。

　たとえば、駐車禁止の規制標識の上にこの「青い斜めスラッシュ」があれば、「駐車禁止なのはここまで」ということになります。

　一方通行の規制標識の上にこれがあれば、「一方通行なのはここまで」ということになります。

　実は同じ意味のもので、他にも「ここまで」と文字で書いてあるものや、「←（左矢印）」という補助標識もあります。

　矢印の補助標識は他にも「→（右矢印）」「←→」があります。前者は「規制ここから」を意味し、後者は「ここは規制の範囲内」を意味します。

　補助標識はほかにも「日曜・休日をのぞく」「8時から20時（8-20）」「自転車・原付をのぞく」など、規制の対象が時間・曜日・車種など多岐にわたります。

　もしこの「青い斜めスラッシュ」の意味を知らなければ、不要な制限で運転してしまい、周囲の交通に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

　また「一方通行」が終わっている場合、標識の意味を知らなければ本来通行できる道路をわざわざ避けてしまうことにもなります。

「駐車禁止」が終わりであることが分からなければ、本来は駐車可能であるのに「ダメか」と諦め、別のスペースを労力をかけてしまうことになります。

　また速度制限の終わりが分からなければ、本来可能な速度を大きく下回るノロノロ運転をおこなってしまい、後続のクルマに悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。注意しましょう。

　なお、ネット上では「ここまで」という標識があるなら、分かりにくい斜めスラッシュは使う必要ないのでは？という声も。それに対し「外国人はその文字を読めない」という反論も出ています。

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　交通教本に記載されているものの、なかなか意味がパッと分からない、この「青い斜めスラッシュ」。

　ネット上では「注意したいですね」「え、初めて知った」などの反響も上がっています。

　また「標識の意味知らないドライバーほんと増えたよね」「この標識の意味が分からずにクルマ運転してるとか、怖すぎ」「教本に書かれていることを知らないこと自体が、論外なんですよ」「交通教本の中身覚えてないのにクルマ運転するな」「もう一度自動車学校通いなおせ」という声もありました。

　さらに「免許剥奪！」「こんなの知らんやつは免許取り消しでいいだろ」「運転するな」「運転してはいけません！」「そりゃ剥奪だわ」「いやこれすら知らないとか免許返納レベルだぞ」「免許返納案件ですね」と、運転免許に値しないという声は枚挙にいとまがありません。

　いっぽうで「免許を持ってない人が知らなくても困らないタイプの標識かも」「えっ私知らなかった」「あー言われてみればそうかも」「正直パッと出会ったら一瞬でわからん」といったコメントも見られました。

　あるドライバーは「左矢印のほうが分かりやすいよな」とも。

　別の声として「標識って、パッと見で意味が分かりにくいの多すぎ」という意見もありました。