トヨタが「新型SUV」発表! 斬新「一文字テールライト」採用した“パワフル仕様”がカッコイイ! 約340馬力の「爆速モデル」も設定した“新型bZ”アメリカで登場!
トヨタの米国法人は、マイナーチェンジを実施した新型「bZ(旧:bZ4X)」を発表しました。一体どのようなモデルに進化しているのでしょうか。
約340馬力! トヨタ新型「SUV」発表!
トヨタの米国法人は2025年5月13日(現地時間)、マイナーチェンジを実施した新型「bZ(旧:bZ4X)」を発表しました。

bZは、トヨタとスバルが共同開発したBEV(電気自動車)専用プラットフォームを採用するSUV。
トヨタの電動SUV戦略の中心モデルとして位置付けられており、2021年発表、翌2022年に発売されました。
また今回、マイナーチェンジの発表と同時に、車名が従来の「bZ4X」からbZへと変更されました。
この新型bZは、内外装のデザインを大幅に刷新するとともに、航続距離、出力、充電性能が進化。
くわえて新たに2種類のバッテリーが導入され、ユーザーのニーズに応じた選択が可能になりました
57.7kWhのバッテリーを搭載したモデルは、航続距離の向上とコストパフォーマンスを両立。
最大74.7kWhの新しい大型リチウムイオンバッテリーを搭載するモデルも用意され、こちらはフル充電で最大314マイル(約505km)の航続距離を実現します。
さらに北米チャージングシステム(NACS)に対応した充電ポートを搭載し、全米に設けられた数千ヶ所の高速充電ステーションを使用することが可能。
DC急速充電を利用することで、理想的な条件下においては、わずか30分ほどでバッテリー容量を10%から80%まで充電できます。
また、独自の電動パワートレイン「eアクセル」システムもアップグレードされ、新たにシリコンカーバイド(SiC)半導体を採用。
コンパクトかつ軽量化、エネルギー効率も高まるとともに、より高い出力を実現させました。
具体的には、AWD(四輪駆動)モデルではシステム出力が50%向上し、最高出力338馬力と0-60マイル/h加速4.9秒を発揮。
FF(前輪駆動)モデルも出力が向上し、最大出力221馬力を発揮するなど、従来モデルの201馬力から大幅にパワーを強化しました。
大きく様変わりしたエクステリアには、bZならではの特徴的な要素はそのままに、フォルムと機能がより調和した新たなデザインを採用。
主にフロントフェイスとライト類に細かな改良が加えられ、洗練されたハンマーヘッド型のフロントエンドにスリムなLEDデイタイムランニングライトが一体化しています。
フロントオーバーフェンダーにも手が加えられ、新たにカラーマッチングモールディングが採用。より低く見えるフロントフェイスと調和するデザインとなっています。
またインテリアは、快適性とコネクティビティを重視し、先進技術を駆使した広大なキャビンを提供。
コンソールのレイアウトが最適化されるとともに、スリム化したダッシュボードには大型の14インチタッチスクリーンとソフトタッチ素材が採用され、さらなる高級感を演出しています。
そのほかワイヤレスチャージャーを2つ搭載したほか、64色にカスタマイズ可能なアンビエントライトが、洗練されたキャビンのデザインをさらに引き立てます。
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マイナーチェンジを実施した新型bZは、2025年後半に米国内のトヨタディーラーに到着する予定です。
また車両価格は、発売日が近づいた時点で発表されるということです。
Writer: くるまのニュース編集部
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