ホンダ“幻のレジャーバイク”「ブルドッグ」が魅力的だった! パワフルな400cc&斬新タンク収納がアウトドアにぴったり! ゴツかわいい「コンセプトバイク」とは
ホンダは、2015年の大阪モーターサイクルショーにて、「BULLDOG(ブルドッグ)」というコンセプトバイクを出展していました。一体どのようなバイクだったのでしょうか。
旅を愛するライダーのために生まれた“未完の名作”「ブルドッグ」
ホンダが提案した幻のコンセプトモデル「BULLDOG」。同車は、2015年の大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、来場者の注目を集めました。

ホンダが提案した幻のコンセプトモデル「BULLDOG(以下、ブルドッグ)」。同車は、2015年の大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、来場者の注目を集めました。
ブルドッグは、「愛すべきツーリングパートナー」をコンセプトに、従来のレジャーバイクとは一線を画し、アウトドアライフをより自由に楽しむための存在として生み出されたモデルです。
スタイリングとしては、全体に低く、ボリューム感のあるフォルムが特徴的で、強い印象を与えます。
前後には15インチのワイドタイヤを採用し、路面にしっかりと張り付くような安定感を演出。見た目の重厚さとは裏腹に、低重心設計のおかげで扱いやすさにも配慮されており、730mmという低いシート高もその一端を担っています。
またブロックパターンのタイヤは、未舗装路やキャンプ場など舗装されていない道でもしっかりと地面を捉え、ライダーに高い安心感をもたらします。コンセプトモデルでありながら、実際のツーリングシーンを見据えた設計が徹底されていました。
搭載されるパワーユニットは、水冷4ストロークDOHC直列2気筒の400ccエンジン。力強さと扱いやすさを兼ね備えた出力特性を持ち、市街地での小回りから郊外でののびやかな走行まで、幅広いシーンで活躍できる設定となっています。
6速トランスミッションとの組み合わせにより、スムーズで軽快なライディングフィールを実現しているのも大きな特徴です。
機能面では、燃料タンクの両脇に、小物収納スペースを設けることで、ツーリング中にすぐ取り出したい道具類をスマートに収めることができるようになっています。
また、リアにはキャリアも標準装備されており、アウトドアに適した仕様であることが伺えます。
レジャーを楽しむのに適した機能が満載のブルドッグですが、残念なことに、2015年の発表から現在に至るまで、市販モデルとして世に出ることはありませんでした。
注目を集めたにもかかわらず、正式な発売には至らず、今なおコンセプトモデルにとどまっています。
現在の市場に投入されれば、新たなバイクシーンを切り開く存在になるかもしれないだけに、今後、市販化への道が再び開かれることを願いながら、このユニークな存在を記憶に留めておきたいところです。
「旅」をテーマに収納に工夫をされたようですが
旅が好きな私は、あまり食指が動かなかったです。
一番の理由はデザインが好みで無いのと
ホイールベースが短いバイクで高速に乗った時のバタバタ感が、あまり好きではない、という事ですかね。