めちゃカッコいい「ルーフキャリア」! ちゃんと積まないと「重大事故」も? 「最大積載量」まで“積めない”ケースも!? 正しい使い方とは
荷物がたくさんある時に便利な「ルーフキャリア」は、カスタムパーツとしても人気の高いアイテムです。でも、荷物を適当に載せてしまうと思わぬ危険もあるようです。ルーフキャリアを使うときに気をつけたい点について紹介します。
荷物を固定する「ベルト」選びにも注意が必要
アウトドアレジャーが盛り上がっていくこれからのシーズン。多人数で出かける際など、キャンプなどのアウトドアグッズがラゲッジルームに載せきれなくなることも。
そんな時に便利な「ルーフキャリア」を利用する際、気をつけたいポイントについて紹介します。
![オシャレ度もアップ! SUVに良く似合う「ルーフキャリア」の注意点とは[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250509_RoofCareer_Trouble_Accident_pixta_108018024_001.jpg?v=1746771442)
SUV人気が高まるなか、ミニバンからスタイリッシュなSUVに乗り換えたドライバーも増えてきています。
しかしSUVはラゲッジルームがミニバンほど広くないことが多く、ミニバンでは楽に載せられていたキャンプ道具やアウトドアグッズが載せきれない場合も。そのような時に重宝するのがルーフキャリアです。
そもそもルーフキャリアが屋根に装着されているだけで、外観からアクティブなイメージも増すため、最近はカスタムアイテムとしても定番化してきました。
そんなルーフキャリアは、左右方向への橋渡しをする機能を持つ「ベースキャリア」と、それに装着する「アタッチメント」で構成されます。
ベースキャリアのみで積載できるモノとしては、サーフボードやはしごなど大きめのモノがありますが、テントや寝袋、キャンプテーブルなどを載せるためにはアタッチメントも必要となります。
これらを載せるための一番オーソドックスなアタッチメントとしては、パイプやバーがはしご状に組まれた「ラック」や「デッキ」(以下、ルーフラック)などと呼ばれるものがあります。
もちろん、荷物をルーフラックなどに載せただけでは走行中に荷物が落下してしまう恐れがあるので、しっかりと専用のベルトで荷物を固定し、さらにカーゴネットなどで固定する必要があります。
ルーフラックを使用する際の注意としては、ベルトやカーゴネットなどが荷物の揺れで緩むことがあるので、積載後荷物を揺すり、ゆるみがあればベルトを締め付けたり、カーゴネットを掛けなおしたりする点が挙げられます。
また走行中、特に悪路などでは荷物が動くことでゆるみが発生することもあるので、定期的にゆるみが無いことを確認することをおススメします。
なお荷物を固定するベルト選びも注意が必要です。
汎用のベルトのなかには、屋外での使用を想定しておらず紫外線などでボロボロに劣化し、走行中に破断することがあります。屋外用ルーフラックに推奨された専用ベルトを必ず使用してください。
こうしたルーフラックなどのほかにも、屋根上に手軽に積載できるアタッチメントとして人気なのは「ルーフボックス」です。
完全防水ではありませんが、雨や雪が降っても濡れにくい点や、内部の荷物をベルトで固定したうえでフタを閉めることができるので、積載したアイテムの落下を防げる点がメリットです。またカギがついているので、荷物の盗難防止効果も期待できます。
ルーフラックに比べてやや価格が高いほか、荷物を載せていない場合でも全高が上がるデメリットがありますが、荷物の積載のしやすさや安心面では優れているので、ルーフボックスもあわせて検討してみると良いでしょう。





























