トヨタ「新型C-HR」がスゴイ! 340馬力超え&全長4.5mの“クーペ風”ボディ採用の「プラス」! 最新「ハンマーヘッドデザイン」もイイ「新モデル」日本登場なるか
2025年秋に「ジャパンモビリティショー2025」の開催が迫っています。2023年に行われた同イベントでも様々なクルマが展示されましたが、今年のトヨタブースでは「C-HR+」が展示されるかもしれません。
トヨタ「C-HR“+”」とは
2025年10月30日から「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が行われます。
2023年に行われた同イベントでも様々なクルマが展示されましたが、今年のトヨタブースでは「C-HR+」が展示されるかもしれません。

ジャパンモビリティショーは2023年から開催されているイベントでこれまで日本で行われてきた「東京モーターショー」の後継となるイベントです。2023年開催時には、111万2000人の来場者を記録しています。
一方、C-HRは2016年12月に発売したトヨタのコンパクトSUV。トヨタの次世代世界戦略車として、4代目プリウスにて初採用された「TNGAプラットフォーム」を採用し、開発されました。
ボディサイズは全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm(4WDは1565mm)。外観は都市型のSUVらしいデザインです。
パワートレインは、最大98馬力・最大トルク14.5kgf-mを出力する1.8リッターのエンジンと最大72馬力・最大トルク16.6kgf-mを出力するモーターを組み合わせたハイブリッドモデル(HEV)、最大116馬力・最大トルク18.9kgf-mを出力する1.2リッターガソリンターボの2タイプです。駆動方式には2WDと4WDを採用しました。
発売後、C-HRは時に販売ランキング上位へ位置するほど高い人気を誇っていました。しかし、日本では2023年7月に生産停止となっています。
その一方、海外では2023年6月に2代目C-HRがデビュー。欧州市場を中心に販売が続けられています。
外装は初代のクーペ風フォルムを継承しつつ、よりスポーティーなデザインへ変貌。フロントフェイスは現行の5代目「プリウス」や「クラウン スポーツ」などでも採用された「ハンマーヘッド」を採用し、最新のトヨタ車らしさを強調しました。
パワートレインは、HEVとPHEV(プラグインハイブリッド)の2種類を設定。HEVモデルでは直列4気筒1.8リッターと2リッターの2タイプの排気量を用意し、PHEVは直列4気筒2リッターエンジンを搭載しています。
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そして、この2代目C-HRに続く形で2025年3月に発表されたのが新型C-HR+。電動モデル用のe-TNGAプラットフォームを採用したBEVです。そのため、名前こそC-HRと付いていますが、そのデザインなどはかなり異なっています。
例えば、C-HR+のボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mm、ホイールベース2750mm。2代目C-HRは全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mm、ホイールベース2640mmなので、一回り大きくなっています。
デザインを見てもクーペ風だった2代目C-HRに比べ、C-HR+では箱形の印象が強くなっています。これにより、さらにタフでSUVらしさを感じるデザインとなりました。
パワートレインは、57.7kWhと77kWhの2種類のバッテリーオプションが用意され、前者はFWD(前輪駆動)、後者にはFWDと4WDが選択可能です。
最高出力はFWD仕様で167PS(123kW)、77kWhバッテリー搭載のFWD仕様では224PS(165kW)、AWD仕様では343PS(252kW)を発生し、0-100km/h加速は5.2秒というスペックです。
C-HR+は2025年後半より欧州での発売が予定されています。
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日本ではすでに販売停止している「C-HR」シリーズ。かつてはかなりの人気を得たC-HRですが、今の日本市場では、同じくコンパクトSUVである「ヤリスクロス」や、「カローラクロス」が存在しています。
通常の2代目C-HRであれば、差別化しにくく競合状態になる可能性もありますが、これよりは大柄で、しかもEVということであれば、こちらの展開は叶うかもしれません。
もしかしたらそのテストマーケティングとして、JAPAN MOBILITY SHOW2025にて、新型C-HR+の参考展示などが期待できるかもしれません。
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