約220万円! トヨタ「新型SUV」公開! 全長4.6m級の「RAV4」サイズ! 斬新サメ顔ד広い”豪華内装もイイ“超高コスパモデル”「bZ3X」中国に登場
トヨタの中国法人は、「上海モーターショー2025」で、フル電動SUV「bZ3X」を展示しました。
RAV4サイズで220万円!
トヨタの中国法人は、「上海モーターショー」(会期:2025年4月23日〜5月2日)にて、フル電動SUV「bZ3X」を展示しました。

bZ3Xは、トヨタと中国の広州汽車集団、広汽トヨタ自動車、トヨタ知能電動車研究開発センターが共同で開発したBEV(バッテリー電気自動車)です。
「COZY HOME(居心地の良い家)」をコンセプトに掲げ、大空間と快適な居住性を実現したファミリー向けSUVとなっています。
ボディサイズは全長4600mm×全幅1850mm×全高1660mm、ホイールベース2765mm。日本でも展開されているフル電動SUV「bZ4X」と比べると若干コンパクトですが、ルーフの傾斜を抑えたボクシーなスタイルにより、高い空間効率を実現。室内高はbZ4X より55mm高い1215mmを確保しています。
インテリアはモダンリビングをイメージした空間で、シートアレンジとオプションのマットを使えば、ベッドルームとしても活用可能です。
装備も充実しており、14.6インチのセンターディスプレイ、11スピーカーのプレミアムサラウンドシステム、32色に切り替え可能なアンビエントライトなどを設定。多くの機能は音声操作にも対応しています。
駆動方式はFWD(前輪駆動)で、モーターの最高出力・最大トルクは150kW・200Nm、または165kW・210Nm。バッテリー容量は50kWh、58kWh、68kWhの3種類が用意され、それぞれ航続距離は430km、520km、610kmとなっています。
また、自動運転ベンチャーのMomenta(モメンタ)社と共同開発した先進運転支援システム「TOYOTA PILOT」を搭載。カーナビと連携した半自動運転を実現しており、目的地を設定すると自動でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をサポートします。追従走行はもちろん、車線変更や合流、駐車なども代行またはアシスト可能です。
先進技術をふんだんに盛り込みながら、価格は10万9800元(約220万円)からと、非常に競争力のある設定となっています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。









































