トヨタ最新型「ハリアー“本格スポーツ仕様”」がスゴイ! “ブラック×レッド”の豪華な「専用装備」もり沢山! 性能アップのド迫力な「GR仕様」とは?

トヨタ車のカスタムパーツを手がけるトヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、「ハリアー」用の「GRパーツ」ラインナップしています。一体どのようなものなのでしょうか。

GRパーツでドレスアップした「ハリアー」どんなモデル?

 トヨタの人気SUVとしてハリアーがラインナップされています。
 
 高級のあるプレミアムな内外装が特徴のモデルですが、スポーティなドレスアップが楽しめることは、意外と知られていないかもしれません。

GRパーツでドレスアップした「ハリアー」
GRパーツでドレスアップした「ハリアー」

 ハリアーの初代モデルは1997年12月に発売。当時は四輪駆動車といえば「クロカン」が当たり前で、SUVという言葉はまだ一般的でなく、乗用車のプラットフォームを用いた四輪駆動車は斬新でした。

 しかし、その何年も後に起こるSUVブームの先駆けを担ったという意味で、ハリアーは非常に画期的なパッケージのクルマだったといいます。

 その後も順調にモデルチェンジを重ね、2003年2月に2代目、2013年12月に3代目、そして2020年6月に現行型である4代目にモデルチェンジしました。

 ちなみに、2代目モデルは当時、海外で展開していたレクサスブランドの「RX」とボディを共有していましたが、現在は独立した別のモデルとなっています。

 現行ハリアーのボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベース2690mm。

 パワートレインは3種類あり、2.5リッター直列4気筒エンジンをベースにしたプラグインハイブリッド車(PHEV)およびハイブリッド車(HEV)、そして2リーター直列4気筒エンジンを搭載するガソリン車があります。

 トランスミッションはPHEVおよびHEVが電気式無段変速機、ガソリン車がDirect Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機)です。

 駆動方式はPHEVがE-Fourのみ、HEVが2WDおよびE-Four、そしてガソリン車が2WDおよび4WDとなっています。

 そんなハリアーでは、トヨタカスタマイズ&ディベロップメントから「GRパーツ」がラインナップされ、ひと味違ったスタイルに仕立てることが可能です。

 しかし、GRパーツはデザイン性のみならず、走行性能もきちんと向上させるスタイリッシュかつ機能的なドレスアップパーツとなっていることが特徴です。

 ハリアーに用意されたGRパーツは大きくわけて2種類。デザイン性をアップさせるパーツと、機能性をアップさせるパーツが設定されます。

 デザイン性をアップさせるパーツとして、フロント部分にはブラックとつや消しブラックで構成された「フロントスポイラー」や、スポーティさを際立たせる「サイドスカート」を用意。

 そして、空力性能を考慮したディフューザーが中央に配置された「リアバンパースポイラー&スポーツマフラー」が設定され、スポーティかつ迫力のあるスタイリングを演出しました。

 ほかにも、GRのメインカラーである赤と黒をあしらったボディストライプや、空力性能にも配慮した「スポーツサイドバイザー」や「バックドアスポイラー」も用意されました。

 さらに、専用のアルミホイールのサイズは20インチとなっており、ブラックアウトされたデザインがハリアーの存在感を高めます。

 機能性をアップさせるパーツでは、前後に1本ずつ装着する「パフォーマンスダンパー(ヤマハ発動機の登録商標)」が設定され、上質な乗り心地を実現させます。

※ ※ ※

 各種パーツの価格(消費税込、以下同様)は、エアロパーツセットが41万3600円、パフォーマンスダンパーが9万9000円(前後セット)です。

 ほかにはボディストライプが3万3000円、スポーツサイドバイザーが3万3000円、バックドアスポイラーが3万8500円、20インチアルミホイール&タイヤセット(1台分)が47万7950円となっています。

【画像】超カッコいい! これがGR仕様の「ハリアー」です! 画像を見る(30枚以上)

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Writer: 廣石健悟

1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

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