価格は驚異の約240万円から! 日産新型セダン「N7」最速試乗! 発表から12時間で1万台強受注! どんなクルマ? 中国で乗った【試乗記】

インテリアはどんな感じ? 斬新な印象?

 2915 mmという長いホイールベースのおかげで室内空間はとても広々としています。

 コックピット周りではほとんどの操作系統を中央の15.6インチディスプレイに集約、シンプルで先進的な見た目を持っています。

 2スポーク形状のハンドルでは盤面に運転支援機能、ドライブモード選択、クルーズコントロールの速度や車間、音声認識といったボタンに加え、特定の機能に依存しないボール形状の上下左右スイッチも有しています。

 ドアミラーやハンドル位置調整用のボタンも廃されているため、それらの操作をするにはセンターディスプレイから設定を開き、位置の調整を先述のボール形状ボタンで行なう形になります。

 直感的に操作できないので実際は不便ですが、これも最近の中国メーカー製EVでは当たり前の要素となってきています。

 一方でエアコン送風口の操作は物理的なツマミが残されているので、ここは良心的だと感じました。

 最近の中国車ではインストルメントパネルを廃止してHUDやセンターディスプレイにまとめるムーブメントが見られますが、N7では10.25インチのディスプレイに置き換えています。

 グラフィカルUIや文字情報のフォント、ディスプレイ自体の画質は問題なく、見慣れない設計でもしっかりと日産車というブランドが感じられます。

見慣れない設計でもしっかりと日産車というブランドが感じられる(撮影:加藤博人)
見慣れない設計でもしっかりと日産車というブランドが感じられる(撮影:加藤博人)

 ドアのアームレストにはパワーウィンドウとそのチャイルドロック操作、そしてクルマの解錠・施錠用スイッチを表面に配置しています。

 ドアを開けるための操作は従来のレバーではなく、このアームレストの側面にある四角形のボタンで行ないます。

 比較的、手を自然に置ける位置にこのボタンは設置されているので、ドアを開ける際の操作としてはそこまで煩雑ではありません。

 このボタンは電子的にドアを開けるスイッチですが、万が一の緊急脱出時ではドアポケット側にあるレバーを引くことで、電源が落ちていても開けることができます。

 フロントシートの間のセンターコンソールはダッシュボードにT字で交差しており、ダッシュボード側には携帯端末を充電するための無線充電バッド、そしてその真下に収納スペースを有します。

 そのほかにもカップホルダー2つや、加熱・冷蔵機能つきのコンソールボックスも有しています。

 中国では車載冷温庫が流行っており、この装備もその流行にのっとった形となります。

 便利な装備である一方、コンソールボックスのフタは運転席側からでしか開けられないは少々不便な印象です。

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