日産「新型GT-R“SUV”!?」公開! “和製スーパーカー”宿る「V6ツインターボ」搭載&カクカクデザイン採用! スカベンジャー搭載の“サファリ後継機”「パトロール」比国に登場
日産のフィリピン法人は2025年4月10日、マニラ国際オートショー2025に出展し、スーパースポーツ「GT-R」の技術を注ぎ込んだ3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載のフラッグシップSUV「パトロール」を日産ブースの主役として展示しました。
GT-R SUVなハイパフォーマンスモデル!
日産のフィリピン法人は2025年4月10日、マニラ国際オートショー(MIAS)2025(会期4月10日〜13日)に出展し、スーパースポーツ「GT-R」の技術を注ぎ込んだ3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載のフラッグシップSUV「パトロール」を日産ブースの主役として展示しました。

パトロールは日本で「サファリ」の車名で2007年まで販売されていた大型SUV。最新モデルは2024年9月に発表された7代目にあたります。
ボディサイズは全長5350mm×全幅2115mm×全高1945mm、ホイールベース3075mm、最低地上高244mm。
エクステリアデザインとしてはすっきりとしていますが、ワイドなVモーショングリルとその左右に配したC形のLEDヘッドライトで個性を主張。またフロントピラーとルーフをブラックにすることで、重心の高さを感じさせない、地面をしっかりとらえるスタンスの良さを印象づけます。
車内は3列シートを備えた8人乗りで、ラグジュアリーとテクノロジーのシームレスな融合を実現。2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムはGoogleビルトインを搭載しており、ナビゲーション、セキュリティ、エンターテインメントをひとつのプラットフォームに統合しています。
新開発3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンは最高出力431馬力、最大トルク700Nmを発生します。
このエンジンには、GT-Rの技術がフィードバックされているのが特徴で、そのひとつが「スカベンジャー」と呼ばれるオイルポンプです。
もともとタイトなコーナーで高出力を維持するために開発されたもので、砂丘の登坂時など高いGがかかる状況下でも適切な潤滑が可能です。
足回りには、走行シーンによって適切な車高に調整することを可能にしたアダプティブ エアサスペンションシステムを採用。通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は更に車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にします。
価格は538万5000フィリピンペソ(約1400万円)からです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。







































































