レクサス新型「ES」世界初公開へ! “ハンマーヘッド”採用!? 7年ぶり全面刷新で「乗り心地向上」も! 現地での反響多数!? 価格は? 上海ショーに登場
レクサスは2025年4月23日から開幕する「上海モーターショー」で、新型「ES」を世界初公開すると発表しました。
レクサス、人気の高い「ES」の次期モデルを予告 上海モーターショー2025
2025年4月23日より開幕する上海モーターショー2025に先駆け、レクサスは発表予定の新型「ES」のティーザー画像を公開しました。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。発表される現地中国でも反響はどのような感じなのでしょうか。
![レクサス新型「ES」の上海モーターショー2025での発表に先立ち公開されたティザー画像[Photo:LEXUS]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/04/20250416_lexus_es_000.jpg?v=1744779546)
レクサスの「ES」は1989年の登場以来、フラッグシップ「LS」よりも手の届きやすいミドルセダンとして長きにわたって愛され続けてきました。
トヨタの「カムリ」をベースとする前輪駆動(FF)の設計が実現する広々とした室内空間は、まさに高級セダンにふさわしい重要な要素です。
現行モデルは10代目カムリと同じ「GA-Kプラットフォーム」を採用する7代目モデルで、2018年に発売されました。
以前のモデルよりもスポーティでワイドな印象を醸し出すだけでなく、量産車としては世界で初めてデジタルアウターミラーを採用するなど、先進的なイメージも兼ね備えています。
中国市場では2024年11月の広州モーターショー2024にてマイナーチェンジが発表されました。
内外装ともに一新されたESでは新たなデイライトやグリルだけでなく、左右一体型テールライトや「LEXUS」の文字エンブレムの採用など、中国でもっとも売れているレクサス車種の若返りが図られています。
また、インテリアではセンターディスプレイが12.3インチから14インチへと拡大され、エアコンやオーディオを調整できる円形ディスプレイ付きのダイヤルを採用しています。
これまで設定されていたエアコン操作用の物理ボタンはすべて廃止され、ディスプレイ上でのタッチ操作へと集約された形です。
これ以外にも、中国のカスタマーが特に重視するインフォテインメント機能においては音声認識機能を強化することで、より快適な運転体験を実現しています。
パワートレインはこれまで設定のあった2.5リッターモデルの「ES 260」が廃止され、2リッターの「ES 200」と2.5リッターハイブリッドの「ES 300h」の2種類へと集約されました。
そんな中、レクサスは2025年4月23日より開幕する「上海モーターショー2025」にて新型ESをお披露目すると発表しました。
これに先駆けてティーザー画像とティーザー動画も公開、さっそく大きな話題を呼んでいます。
ティーザー画像からは8代目となるレクサス ESのシルエットが確認できます。
先代モデル(6代目)から現行モデル(7代目)へモデルチェンジしたときはそのクーペ風シルエットが賛否両論を巻き起こしましたが、次期ESではそれがより顕著、完全なファストバック形状です。
フロント部分は現行のレクサス車種でも見られるシャープなデイライトが確認でき、上部が尖っている「ハンマーヘッド」となります。
また、キャビン上部はかなり高く丸まっている雰囲気を見せており、広々とした室内空間は次期型でも変わらず期待ができそうな印象です。
一方、高度な運転支援機能のために中国メーカーで採用が進むLiDARユニットは見当たらず、少なくともルーフに搭載されるということは無さそうと言えます。
また、別のティーザー動画では車体に写った反射から次期型ESのホイール形状も確認できます。
写っているのはマルチスポークなデザインのホイールで、こういった要素からもしっかりと高級セダンにふさわしい作りになっているのが見て取れます。
肝心のパワートレインについては、トヨタは以前に「LEXUS ES500e」「LEXUS ES350e」「LEXUS ES350h」といった名称を商標で出願していることから、ハイブリッド車(HEV)と電気自動車(BEV)の二刀流で展開されることが期待されます。
ハイブリッドではA25A-FXS型2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載、BEVではモーター出力もしくは駆動方式の異なる2モデルとなるでしょう。
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