1500万円のトヨタ「スープラA90」登場! 440馬力超え直6&迫力エアロも採用!?人気殺到の赤内装「Final Edition」 スーパーGT岡山に展示
まさかの乗り放題? 多くのファンが注目した展示
そうしたなかで、2025年4月12日〜13日に、岡山県の岡山国際サーキットで開催されたスーパーGTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」のイベント広場に登場しました。
今回の展示ではドアオープンはもちろん乗車可能、トランクルームにある補強バーの確認、ボンネットオープンでそのエンジンルームを見ることができました。
多くのファンが車両を確認し、シートに座りその感触を堪能していました。
このA90ファイナルエディションは日本とヨーロッパ向けに300台の限定生産となり、日本向けには150台が割り振られることになっています。
またその性能にあわせるようにメーカー希望小売価格は1500万円(消費税込み)というプライスに。
抽選販売となり、この展示が行われた13日が申し込み最終日となりました。
展示車の横にいた説明員によると「先週の段階で4000名の応募があったと聞いています」ということです。レースが行われた週末の先週ということで、4月6日前後の推計と思われますが、150台に対して4000名だと倍率は約26倍ともなります。
果たしてどのような幸運の持ち主が手に入れられることができるのでしょうか。

また会場にはGRスープラ(3.0リッター)一部改良モデルも同時に展示。
こちらは最高出力387PS/5800rpm、最大トルク500Nm/1800-5000rpmを発生する直列6気筒3.0リッターエンジンを搭載しています。
トランスミッションは6速MTと8速ATを用意し、駆動方式は2WD(FR)を採用しています。
ドライブトレーンは、新しいシャシセッティングに伴いアクティブディファレンシャルの制御を最適化。フロントに大径化したブレンボ製ディスクブレーキを採用しています。
ダックテールタイプのカーボンリアスポイラーを採用。フロントにはホイールアーチフラップを追加するなどエアロも改良するなど、ファイナルエディションに劣らないほどの手が加えられています。

※ ※ ※
そんな展示が行われたスーパーGTの開幕戦では、GT500クラスに5台のGRスープラが参戦、
GT300クラスにも2台が参戦するなど、モータースポーツにも挑戦を続けており、今大会ではGT500クラスにおいて1位No.1 au TOM’S GR Supra、2位No.14 ENEOS X PRIME GR Supra、3位No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraと上位をGRスープラが独占する活躍を見せました。
なお今後もスーパーGTでA90ファイナルエディションの展示を計画しているそうで、全国各地のサーキットでA90ファイナルエディションを見られて乗り込めるかもしれません。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。




















































