約100万円で買える「軽乗用車」どんな人が買う? 初代は「47万円の衝撃…」 スズキ「9代目アルト」に寄せられる声
スズキの軽自動車を代表するモデル「アルト」。初代は、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さなどを兼ね備えた実用的な軽自動車として発売され、新しい市場を切り拓きました。そして2025年現在、9代目が販売されています。どのようなユーザーが興味・関心を持っているのでしょうか。
初代から46年経った現在、9代目になったアルト
約100万円から設定されているスズキの軽自動車「アルト」。
庶民の足としても定評のある同車ですが、どのようなユーザーが関心を寄せているのでしょうか。

アルトはスズキを代表するクルマとして、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さなどを兼ね備えた実用的な軽自動車として初代が発売されました。
その後、時代にあわせて機能や性能を進化させ45年・9代にわたり進化を続け、2024年10月末時点で日本での累計販売台数は約537万台を記録しています。
そんなアルトですが、現行となる9代目は2021年12月に発売されました。
見た目は「誰もが気軽に安心して乗れる、世代を超えて親しみやすく愛着のわくデザイン」というテーマをもとに、エクステリアは丸みのあるボディに加えて、フロントマスクにはLEDヘッドランプと一体感のあるメッキフロントバンパーガーニッシュを採用。
インテリアは、インパネとドアトリムに落ち着きのあるネイビーカラーを採用し、質感の高さや居心地のよさを表現。
機能面では、ドライバーから手の届く位置に収納スペースを豊富に設置するほか、7インチディスプレイオーディオを採用しました。
走行面では、軽量・高剛性のプラットフォーム「HEARTECT」や環状骨格構造や高減衰マスチックシーラーの採用により操縦安定性や乗り心地、静粛性を向上させています。
パワートレインは、従来の660ccガソリン車に加えて、マイルドハイブリッド車を設定。カタログ燃費(WLTCモード)では27.7km/Lを達成しています。
価格帯は、「A(2WD・ガソリン車・CVT)」の106万4800円から「HYBRID X(4WD・マイルドハイブリッド車・CVT)」の150万0400円です。
このような特徴があるアルトですが、どのようなユーザーが興味・関心を寄せているのでしょうか。
関東地方のスズキ販売店は次のように話しています。
「スズキの軽自動車のエントリーモデルに位置付けされるので、初めて免許を取られた人や、セカンドカーとして支持されています。
また現行は可愛らしいデザインということもあり、女性からの人気もあります」
また関西地方のスズキ販売店は次のように話しています。
「アルトはなんといっても価格の安さ、燃費の良さに定評があります。
そのため、個人のお客様からは『最初のクルマ』として、法事のお客様からは営業車としてご愛顧頂いております。
また内装にはデニム地のようなシートも設定されており、おしゃれな雰囲気から若者にも人気です」
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約100万円から設定されるアルト。その歴史はながく、初代も当時としては破格の「47万円」で登場したことが話題となりました。
昔も今も、手の届きやすい軽自動車として定評があるようです。
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