“自称”広末涼子容疑者逮捕! 事故後に病院で看護師に暴行か 事務所は声明を出し謝罪する事態に 「自称ってなに?」元警察官が解説
2025年4月8日、静岡県島田市の病院で看護師に暴行を加えて怪我をさせたとして、「自称・広末涼子」が傷害の現行犯で逮捕されました。後に所属事務所が謝罪文を出しています。どういうコトなのでしょうか。
「自称」って一体どういうこと? 警察では広末涼子氏本人とみて捜査
交通事故を起こして病院に緊急搬送後、看護師に暴行を加え怪我を負わせたとして、自称・広末涼子容疑者が現行犯逮捕されました。
では、一体何が起きたのでしょうか。

2025年4月8日、静岡県島田市の病院で看護師に暴行を加えて怪我をさせたとして、「広末涼子」を名乗る女が傷害の現行犯で逮捕されました。
女は氏名、職業ともに“自称”の俳優・広末涼子容疑者(44歳)であり、4月8日の午前0時20分頃、病院で看護師に足蹴りや腕をひっかくなどして怪我をさせた疑いが持たれています。
女は前日の4月7日午後6時50分頃、新東名高速道路上りの掛川PA付近でクルマを運転中、大型トレーラーに追突する事故を起こし、同乗していたマネージャーを名乗る男性とともに病院に搬送されていました。
そして看護師への暴行後、事故捜査のため病院に到着した警察官に逮捕されたということです。
自称・広末涼子容疑者は警察の調べに応じていますが、警察は認否を明らかにしていません。
ちなみに事件や事故の犯人が逮捕時、運転免許証・マイナンバーカードなどの身分証や社員証を持っておらず、本人の氏名や職業といった身元の裏付けがとれていない場合、“自称”扱いとなります。
これは容疑者の身元が特定できるまでは、容疑者が話した氏名や住所、職業などが虚偽で別の個人を騙っている可能性もあるため、自称を付けて報道するものです。
今回の事件では、逮捕時に運転免許証をはじめ身分証を携帯していなかったことから身元の特定ができなかったものの、警察は見た目などから本人とみて捜査を進めています。
このニュースに対してはインターネット上で「自称って報道されていたから他の人が勝手に広末涼子を名乗っていると思ったら、ほぼ本人で確定なのね」、「事実だとしたら、残念としか言いようがない」など、驚きの声が多数寄せられています。
また「クルマを運転していたのに免許証を持っていなかったのか。その時点でアウト」と免許証不携帯を指摘する意見のほか、「治療に当たる看護師さんに暴行するなんて酷すぎる。よく反省して悔い改めて」といった厳しい声も聞かれました。
さらに「本人はこれからどうなるんだろう?」、「芸能界復帰はさすがに難しいでしょ」など、今後の動向を気にかける人もみられました。
逮捕後は、逮捕から48時間以内に事件を検察庁に移す「送致」がおこなわれます。
また送致後は検察官が、被疑者を留置場に入れる「勾留」の必要があるかどうかを判断し、必要があれば送致から24時間以内に裁判官に対して勾留請求をします。
ただし被疑者を勾留するには「1.罪を犯したと疑う相当の理由がある」、「2.住所不定、証拠隠滅のおそれ、逃亡のおそれのいずれかを満たす」という要件が必要であり、誰もが勾留されるわけではありません。
勾留は原則として10日間(延長されれば最大で20日間)で、その後に検察官が事件を起訴するかどうか決定します。
起訴されれば刑事裁判が始まる一方、不起訴であれば裁判をせずに事件が終了します。
今後は看護師への傷害事件にあわせ、高速道路での追突事故について捜査が進められるものとみられます。
なお、俳優の広末涼子が代表をつとめる個人事務所・株式会社R.Hは2025年4月8日、「広末涼子の逮捕について」との声明を出し、謝罪の上、事故の状況について以下のように説明しています。
「このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました。
4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました」
また今後の活動に関して、「現在、当該事案については捜査中であるため、詳細の公表は差し控えさせていただきますが、本人は当面の間すべての芸能活動を自粛する運びとなりました」と話しています。
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“自称”広末涼子容疑者の逮捕により、X(旧Twitter)では「広末涼子」、「現行犯逮捕」、「免許不携帯」、「追突事故」など関連ワードがトレンド入りするなど、大きな波紋を呼んでいます。
有名な俳優ということもあり、広末涼子氏の今後について、多くの人が注目しているといえるでしょう。
このニュース、この事件と乗り物と何の関係あるん?
どうせサイトビュー稼ぎでしょ?!
「新東名での交通事故」からの傷害事件ですから、記事にしたのでしょう。