知らないと「免許返納」レベル!? 道路にある謎の「青い斜めライン」の正体は? 知らないと「大損」するかも…実は超重要な意味があった

道路に設置されている標識のうち、謎の「青い斜めスラッシュ」という標識の意味は、あまり知られていません。一体何を示しているのでしょうか。

意外と知らない標識の意味

 クルマの運転中には、道端に立っている「道路標識」を見て、指示に従ったり、周囲に注意する必要があります。
 
 そんな標識のうち、謎の「青い斜めスラッシュ」という標識の意味は、あまり知られていません。
 
 この謎の「青いスラッシュ標識」は、一体何を意味しているのでしょうか。

下は「駐車禁止」標識、真ん中は「最高速度 30km/h」の標識。では、一番上はなに?
下は「駐車禁止」標識、真ん中は「最高速度 30km/h」の標識。では、一番上はなに?

 この標識は通常、別の標識とセットで掲示されています。よく見ると、別の標識に比べて、サイズが一回り小さいのに気づくかもしれません。

 実はこれ、他の標識の効力や対象など、その現場に応じた補足をおこなう役目を持つ「補助標識」というものです。

 補助標識のうち、今回の「青いスラッシュ標識」が示す意味は、「標識が有効となる範囲がここで終わる」というものです。

 たとえば「30キロ制限」の規制標識の上にこの青いスラッシュの補助標識があれば、ここから先は30キロ制限ではなくなるということです。

 もしその先に別の速度制限の標識が無ければ「法定速度」が適用され、一般道では60キロ、中央分離帯のある高速道路では100キロが速度上限になります。

 また「Uターン禁止」の規制標識の上に青いスラッシュ標識があれば、その先では転回しても問題ないということになります。

 こうした補助標識の意味を知らないと、しなくてもいい自主規制をおこなってしまい、周囲の交通に迷惑をかけるかもしれません。

 たとえば上述の速度制限の終わりが分からなければ、無意味に30キロのノロノロ運転をして、後続のクルマを詰まらせてしまうかもしれません。

 また「駐車禁止」が終わりであることが分からなければ、本来は駐車可能であるにも関わらず、別の駐車可能スペースを探すことになり、無駄な労力がかかってしまいます。

 画像のように「一方通行」が終わっていることに気づかなければ、本来通行できる道路を避けてしまうことにもなります。

【画像】「ひょえぇぇぇ!?」これが「謎の青いスラッシュ」の正体です! 画像を見る(30枚以上)

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