外環道~野田直結!? 新バイパス「東埼玉道路」6月延伸開通へ 悲願の「松伏延伸」で「都心不便地帯」が大変化! 将来は「春日部まで信号ゼロ」に!?
国土交通省 北首都国道事務所は2025年3月31日、国道4号の新ルート「東埼玉道路」について、松伏町までの延伸開通日を発表しました。
ついに開通日時が決定
国土交通省 北首都国道事務所は2025年3月31日、国道4号の新ルート「東埼玉道路」について、松伏町までの延伸開通日を発表しました。
開通日時は6月1日 15時です。

東埼玉道路は、八潮市の外環道から北へ分岐し、越谷市・松伏町を経て、春日部市内で国道4号現道に合流し、国道16号バイパスにまで到達する、全17.6kmのバイパス道路です。
まずは側道にあたる2車線の一般部(無料)が先行整備され、追いかけるようにして高架主体の4車線の専用部(有料)が整備予定です。
有料部までが完全開通すれば、外環道から春日部市の国道16号まで「完全信号ゼロ」移動が可能となります。
いっぽう、先行整備の無料側道は、すでに吉川市内までが開通済み。越谷レイクタウンへの買い物渋滞でパンク状態だったのが、外環道方面からの直結ルートが誕生したことで、スムーズな移動が可能となりました。
そして次の開通区間で、いよいよバイパス道路が松伏町まで到達します。開通延長は3.8kmです。
長らく「道路空白地帯」だった松伏町。東西南北どこへ行くにも生活道路しかなく、東西をつらぬく県道「越谷野田線」も破滅的なパンク状態で、慢性的に「ピクリとも動かない」レベルの混雑に悩まされています。
今回の開通先は越谷野田バイパスの末端部付近で、将来はさいたま市浦和までまっすぐつなぐ立派な4車線道路になる計画です。さらに野田市内までわずか2kmの地点で、長らく「都心断絶地帯」で不便極まりなかった野田市にとっても、大きな変化が訪れます。
ちなみに無料側道部は、国道4号へ合流する部分まですべて事業化済み。松伏町の北側でも、少しずつ工事が進んでいます。
また有料高架部は、今回無料部が開通する区間までが事業化済み。現在は調査設計段階で、外環道から分岐する部分も含め、まだどこも着工していません。
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