「免許証見せるのイヤです」中国出身の女が逮捕、なぜ? 一時停止違反の取り締まりが”まさかのトラブル”に発展… みんなの反響は? 厳しい声も相次ぐ

新潟県佐渡市内の一時停止標識がある場所で一時停止をしなかったとして、佐渡市に住む中国出身の女(51歳)が現行犯逮捕されました。この事案に対してはSNS上でさまざまな声が寄せられていますが、一体どのような反響があったのでしょうか。

「ルールを破ってもゴネればどうにかなると思ってそう」「簡単に免許を交付しないで」厳しい声相次ぐ

 2024年12月、新潟県佐渡市内の一時停止場所で中国出身の女が一時停止をしなかったとして現行犯逮捕されました。

 この事案に対してはSNS上でさまざまな声が寄せられていますが、一体どのような反響があったのでしょうか。

中国人の女を逮捕! なぜ「免許証の提示」を拒否したの?(画像:フォトAC)
中国人の女を逮捕! なぜ「免許証の提示」を拒否したの?(画像:フォトAC)

 日本に住む外国人の数は年々増加しています。出入国在留管理庁の統計によると2024年6月末現在、在留外国人数は358万8956人で過去最高を更新しており、国籍・地域別に見ると中国、ベトナム、韓国の順に人口が多くなっています。

 また日本を旅行で訪れる外国人についてはコロナ禍で大きく減少したものの、2024年中は3687万人と、コロナ前(2019年)の3188万人を上回っており、こちらも増加傾向がみられます。

 このように多くの外国人が日本で生活・活動する中、外国人ドライバーによる交通違反や事故の懸念も高まっています。

 そうしたなかで、2024年12月には新潟県佐渡市内の一時停止標識がある場所で一時停止をしなかったとして、佐渡市に住む中国出身の女(51歳)が現行犯逮捕されました。

 これはパトロール中の警察官が、軽自動車で一時停止しなかった女を発見し声をかけたもので、警察官が免許証の提示を求めたところ、女が拒否したため逮捕に至ったということです。

 なお現場には一時停止標識のほか信号機のない横断歩道もありましたが、女は警察の調べに対し、「止まれの場所を通っていない」などと容疑を否認しています。

 本来、一時不停止の違反は違反点数2点、普通車で反則金7000円の軽微な交通違反であり、一定期間内に反則金を納付すれば刑事罰の対象とならずに違反が処理されます。

 しかし交通違反をした際に免許証の提示を拒否すると、「身分を明かさない=逃走や証拠隠滅のおそれ」があるとみなされ、逮捕されてしまう可能性があります。

 免許証の提示義務については道路交通法 第95条第2項に規定されており、交通違反や事故の発生時、ドライバーが引き続き運転できるかどうかを判断するため警察官が免許証の提示を求めたときは、ドライバーは免許証を提示しなければなりません。

 たとえ交通違反の取り締まりに納得がいかないという場合でも、免許証の提示には応じたほうが良いといえるでしょう。

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