マツダ「次期型CX-5」まもなく登場!? 待望の全面刷新で2.5L「“画期的”ハイブリッド」搭載? 「お手頃価格」×ちょうどいいサイズの「主力SUV」早ければ25年にも発表か
マツダの主力ミディアムSUV「CX-5」は、現行型の発売から8年という長いモデルライフを送っています。そんななか、そろそろ次期型が登場するかもしれません。どういうことなのでしょうか。
デビュー8年目でようやく全面刷新か?
マツダの人気SUVである「CX-5」。現行型は2017年に発売開始となっていて、そのモデルライフは8年と長いです。
一般的な国産車のモデルチェンジサイクルを考えると、そろそろフルモデルチェンジの足音が聞こえてきそうですが、次期CX-5はどのようなクルマになるのでしょう。

次期CX-5の動向に注目が集まるなか、先日マツダは「ライトアセット戦略」を公表しました。
この公表では今後のマツダの開発や生産、展開していく商品に関する説明が多くあったのですが、そのなかで明確に次期CX-5に関する説明もあったのです。
具体的には「次期CX-5は2027年中に導入」と説明されています。
これはマツダが現在開発している新エンジン「SKYACTIV-Z」に関する説明で触れられており、「SKYACTIV-Z」はマツダ独自のハイブリッドシステムと組み合わせて2027年中に次期CX-5から導入するそうです。
SKYACTIV-Zは欧州の「Euro 7(ユーロセブン)」、アメリカの「LEV 4」や「Tier 4(ティアフォー)」などの厳しいエミッション規制に適合する電動化時代に基軸となるエンジンとされています。
「究極の燃焼」に近づく燃焼技術だといい、高い燃費性能と走行性能の両立を図るエンジンで、2.5リッターの直列4気筒エンジンが予定されています。
この新エンジンは電動化時代の基軸になるという触れ込みもありましたが、独自のハイブリッドシステムと組み合わせるとアナウンスされているため、ハイブリッドシステムとの組み合わせを最初から考えたエンジンとなるのではないかと思われます。
また、気になるポイントと言えば価格です。CX-5は装備とサイズ感、質感の割に手に届きやすい価格であったことも人気の理由でした。
しかし、マツダの先進的な燃焼技術を搭載した「SKYACTIV-X」が高価であったことを考えると、新しいSKYACTIV-Zも高価になるのではないかという心配の声があるでしょう。
いっぽうSKYACTIV-Zについてマツダは、「アフォーダブル(手頃)な価格帯で実現する」と説明しました。次期CX-5が価格帯を大きく変えずに登場することに期待感が持てる説明です。
このような背景から次期CX-5の登場は2027年かと思いたいところですが、既に海外などでは次期CX-5と目されるテストカーが早々に目撃されています。
これを考えると、CX-5のフルモデルチェンジ自体は早ければ2025年中に明らかになり、ひとまずモデルチェンジが実施されるのかもしれません。
そのあとに、SKYACTIV-Zは追加モデルとして2027年に採用されるといった形も考えられます。
初代CX-5は「スカイアクティブテクノロジー」と「魂動デザイン」という、現在のマツダのブランドイメージを牽引する技術・デザインが全面に投入された初のモデルでした。
そのような歴史を振り返ると、次期CX-5はSKYACTIV-Zを始め、マツダの次世代を牽引するイメージを全て投入した、シンボル的なモデルになるのではないでしょうか。
次の時代のマツダも、やはり新たなCX-5から始まっていく…そんなモデルになるかと思われます。
つまり次期CX-5に注目しておけば、マツダの次世代モデルの進化が分かる。そう思わせる新技術や装備、デザインが採用されるのではないかと思われます。
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