1500万円! トヨタ新「スープラ」発表! 440馬力超え「直6」×MT搭載! 迫力エアロもイイ「ガチガチモデル」! 赤内装の「スープラA90 Final Edition」登場
2025年3月21日、トヨタは「GRスープラ(以下、スープラ)」の一部改良モデルおよび特別仕様車「A90 Final Edition(A90ファイナルエディション)」を発売したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
1500万円のスープラ登場
2025年3月21日、トヨタは昨年11月にも公開していた「GRスープラ(以下、スープラ)」の一部改良モデルおよび特別仕様車「A90 Final Edition(A90ファイナルエディション)」を発売したと発表しました。

現行モデルとなる5代目スープラは、前身モデルであるA80型の4代目が生産終了となってから17年ぶりの2019年に登場しました。
歴代モデルと同様の直列6気筒エンジンとFRレイアウトを継承しつつ、エンジンやシャシなどのプラットフォームをBMWと共同開発していることが最大の特徴。TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)が展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとしてデビューし、日本のみならず世界中から高い注目を集めたモデルでもあります。
ラインナップは、「SZ」「SZ-R」、そして3リッター直列6気筒エンジンを搭載する「RZ」の3グレードを展開。RZには6速MTも設定されます。
今回発売となった一部改良モデルでは、最上級グレードのRZに改良が加えられました。
市街地からワインディング、サーキットまで存分に走りを楽しめるよう「さらなる一体感のある走り」を追求。 安心・安全のためのブレーキ性能を向上させた上で、ボディ、 サスペンション、シャシー剛性の向上およびチューニングの最適化、空力性能の改善を実施しています。
エクステリアは、ダックテールのカーボンリヤスポイラーを採用し、空力性能とスタイリングを両立。
フロントタイヤスパッツの高さを調節することで前後の空力バランス、ダウンフォースを最適化し、接地性とハンドリング性能が向上しています。
インテリアでは、運転席には「GR」ロゴの刺しゅうを施したアルカンターラと本革のコンビシートを採用。
シフトノブ(6速MT仕様)には赤いリングとステッチがあしらわれ、シートベルトはレッドカラーを用いてスポーティさを強調しています。
そしてこの一部改良モデルと同時に登場したのが、世界300台限定の特別仕様車「A90 Final Edition」。
A90 Final Editionはトヨタが”現行スープラの集大成、究極・最高の性能・仕様を実現
した“とするモデルです。
通常モデルに対しエンジン出力・トルクを向上したほか、ブレーキやボディ剛性を強化し、 レーシングカーに多く採用されるKW社のサスペンションシステムやハイグリップタイヤを採用するなど、走りに関する様々な要素をアップグレードしています。
なかでもパワートレインは通常モデルよりパワーアップしており、3リッター直列6気筒エンジンの最高出力が387馬力から441馬力へ、トルクが500Nmから571Nmに向上しています。
エクステリアでは、カーボンフロントスポイラー、カーボンフロントカナード、フロントセンターフラップを採用。さらに、GR Supra GT4を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリヤウイングを装備することで前後の空力バランス、ダウンフォース、ドラッグを最適化し、接地性とハンドリング性能を向上させています。
インテリアにはレカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を備え、運転席のシートはレッドカラーで統一し、ドライバー中心のコクピットデザインを強調
赤いシートベルトや専用カーボンスカッフプレートも採用し、限定モデルならではの特別感も演出しています。
価格は、一部改良モデルが800万円、A90 Final Editionが1500万円。一部改良モデルは3月21日より発売で、A90 Final Editionは抽選受付が同日開始されました。
なお、2025年4月12、13日に岡山国際サーキットで開催される2025 AUTOBACS SUPER GT Round1 にて、スープラRZグレードの一部改良モデルおよびA90 Final Editionが展示される予定です。
先代のCH-Rとともにこのスープラもリアのデザインがごちゃごちゃしすぎていて、個人的には好きになれない。