高速道路に「謎の三角マーク」を発見!? 赤・緑2種類の「超ありがたい意味」とは 知らないと「損しまくる」ってホント!? 実際どうなのか
高速道路で渋滞情報などを提供する「道路情報板」ですが、たまに謎の「緑色や赤色の三角マーク」が表示されることがあります。一体どういう意味なのでしょうか。
謎の三角マーク 実際どうなのか
高速道路を走行中、頭上の道路情報板で「この先 東名渋滞 28km」というように、渋滞・事故など交通状況や所要時間などが表示されていることがあります。
この道路情報板、場合によって謎の「緑色や赤色の三角マーク」が表示されることがあります。
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一体どういう意味なのでしょうか。

謎の三角マークというのは、ふだんは視界に入っても、よく分からないものとしてスルーしているかもしれません。
しかしよく見ると「渋滞12km 25分▲」というように、画面右下に直角三角形が表示されているのです。
しかもこの三角マーク、緑色の時もあれば、赤色の時もあります。
このマークの意味について、東名や中央道などを管轄するNEXCO中日本は、以下のように説明しています。
「渋滞が増加傾向の場合に、赤い三角マークを表示しています。経路選択のご判断にお役立てください」
NEXCO中日本のエリアでは、東名高速(東京~豊川)および新東名(御殿場~三ヶ日)の2区間で、この赤い三角マークが運用されているといいます。
これはNEXCO西日本も同様で、関西エリアで運用されています。5km以上の渋滞が起きている場合に、案内文とともに「さらに渋滞がひどくなりそうかどうか」を伝えています。
名神・新名神・京滋バイパス・近畿道・西名阪道・京奈和道・南阪奈道・京都縦貫道のそれぞれ全線、さらに阪和道(松原~泉佐野)、中国道(吹田~神戸三田)、山陽道(神戸~山陽姫路東)、舞鶴若狭道(吉川~小浜)の広い範囲でこの赤い三角マークが運用されています。さらに阪神高速も同様の表示をしています。
そして、首都高やNEXCO東日本の場合はさらに、「渋滞が減少傾向」の時に「緑色の三角マーク」を表示させています。
こうした案内は、目的地まで2パターン以上のルートが考えられる場合、より空いているルートを後続車に選ばせる意図があります。
つまり「赤い三角マークがある経路は、避けたほうがいい」「緑の三角マークがある経路は、これから空いてくる可能性が高い」ということです。
この意味を知っていると、周囲のクルマよりも渋滞を賢く避けて移動できるようになります。
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