ダンボールのスーパーカー「3.11」をきっかけに誕生!? 東日本大震災から14年 「震災復興の象徴」の現状は?

過去には航空祭に展示!? 本物のランボルギーニも!? 現状はどうなっている?

 復興の象徴として大きな反響を呼んだダンボルギーニは、様々な発展を遂げていきます。

 本物のランボルギーニとのコラボをきっかけに、より実物に似せるために、2号機の製作を開始。

 2号機は2016年12月に東京ビッグサイトで開かれた環境関連見本市「エコプロ2016」に展示されました。

 さらに「ランボルギーニの実車を使用したダンボルギーニのレプリカ」として3号機も登場。これは実物のランボルギーニを購入し、ダンボルギーニの象徴である鮮やかなピンクカラーにラッピングしたものです。

 また航空自衛隊松島基地の航空祭にも展示されるなど、東日本大震災発生後にダンボルギーニは様々な人に触れてきました。

細部まで忠実に再現された「ダンボルギーニ・アヴェンダンボール」は航空祭2018にも展示された(画像提供:今野梱包株式会社)
細部まで忠実に再現された「ダンボルギーニ・アヴェンダンボール」は航空祭2018にも展示された(画像提供:今野梱包株式会社)

 現在のダンボルギーニについて、2024年の取材時には「基本的に2022年11月をもってダンボルギーニのコンテンツに幕を引いております」と説明。

 これは「震災復興の象徴」がいつまでもあってはいかがなものかという考えが芽生えたことで、「震災復興の象徴」は「震災復興の思い出」に変えなければいけないと判断したことが理由だといいます。

 ただし「地域の想いや要望の内容によっては、お役に立つのであれば検討の余地はある」とも話していました。

 そんなダンボルギーニですが、1号機は女川町に貸出され展示。

 2号機は今野梱包株式会社が保管しており、3号車は何かの機会で人の目を楽しませたり、地域の次世代の夢のために街を走行したりしているようです。

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