ドライバーレスのクルマが横浜みなとみらいを疾走!自動運転に向けた実証実験を日産が公開!

実際に乗った印象は?

 実際の車両に乗車してみると、驚くほど自然にアクセル・ブレーキ操作を行い、制限速度内を安全に走行しており、交差点での右左折も適切なラインを走り不安定なステアリング操作は一切ありません。

 あまりにスムーズな走行のため、みなとみらい地区の周遊があっというまに感じられ、とても快適に乗車できました。

 走行する場所の精密なマップを自社内で作り込み車両に搭載、ルーフやボディに配置された14個のカメラ、9個のレーダー、6個のライダーというセンサーを使い、周囲を常にセンシングし周辺の状況を監視しているためできると言います。

 前走車や路肩に駐車している車両、交差点を歩く人物や自転車などをかなり遠くにいる状態から認識し、自車との位置関係を把握していいます。

 これらの位置関係が分かる簡易表示が後席に向けたモニターで確認できますが、詳細に周辺の対象物を確認していることが分かります。

 また遠隔監視を行う基地では、より高度な表示を行うのと同時に、車両の状態をモニタリング。

 車内の様子もカメラやマイクで分かるようになっており、何か問題が起きた際には迅速に対応できるようになっています。

乗った印象は?
乗った印象は?

 2025年後半には実証実験車両を20台前後まで増やし、遠隔監視員も少ない人員で監視できるようなシステムを作り上げていく予定だと言います。

 これは実際のオンデマンドバスなどを想定した場合、少数の監視員で多くの車両を監視できれば、それだけ省人化ができるというわけです。

 まずは横浜みなとみらい地区で台数を増やしながらも少数の監視での実験に進み、その後乗降場を増やし地域も拡大させた実験へと進んでいく予定です。

 この実験が順調に進んでいけば地域交通の担い手不足なども解消に進んでいくかもしれません。

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Writer: 雪岡直樹

1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。

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