「“ウォッシャー液”をケチって薄めて使っても大丈夫ですか?」 薄めることで起こる“問題”とは? “正しく補充する為”のポイントも

フロントガラスを綺麗に保ち、視界を確保するために欠かせない「ウォッシャー液」ですが、ウォッシャー液を薄めて使用することのリスクとして、一体どのようなものが挙げられるのでしょうか。

ウォッシャー液を薄めると起こる問題とは?

 クルマのメンテナンスで欠かせない「ウォッシャー液」は、フロントガラスを清潔に保ち、安全な視界を確保する重要な役割を担っています。
 
 しかし、「薄めれば節約になる」と考えるドライバーも一部に存在するようです。
 
 では、ウォッシャー液を薄めることにはどのようなリスクがあるのでしょうか。

ウォッシャー液を薄めて使用したらどうなる?
ウォッシャー液を薄めて使用したらどうなる?

 都内のガソリンスタンドの担当者によると、「ウォッシャー液には原液のまま使うものや薄めて使うものがあり、商品によって使い方が異なるため、薄めることが一概にダメとは言えません」とのこと。

 ただし、「冬場や寒冷地では、薄めた液が凍結するリスクがある」と注意を促しています。

 市販のウォッシャー液には凍結防止剤が適切な濃度で配合されていますが、水で薄めるとその効果が大きく落ち、噴射した液がフロントガラスで凍って視界を遮ったり、タンクやホース内で凍結して使えなくなったりする恐れがあります。

 また、洗浄力の低下も問題の1つです。

 ウォッシャー液には油膜や汚れを落とす洗剤成分が含まれていますが、薄めるとその効果が弱まり、頑固な汚れが残りやすくなります。

 特に雨天や泥汚れが多い場面では、視界が十分に確保できない場合もあるそうです。

 さらに、薄めた液はクルマに悪影響を及ぼす可能性もあり、水分が増えることでタンクやホースが腐食しやすくなり、ノズルが詰まる原因にもなります。

 これが修理費用につながることも考えられます。

 したがって、ウォッシャー液を薄めるのは一時的な節約に思えても、長期的には費用増加を招く可能性が高いと言えます。

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