日産「NEOスカイライン」再び公開! 旧車デザインדトモアキブルー”がカッコいい! “現代版ケンメリ”がマジで良すぎる!
日産京都自動車大学校は、「ノスタルジック2デイズ2025」に「NEO SKYLINE」を展示しました。「東京オートサロン2025」などにも出展されたカスタムカーですが、どのようなモデルなのでしょうか。
旧車好きにはたまらない! 「NEO SKYLINE」とは?
2025年2月22日・23日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された第16回「ノスタルジック2デイズ2025」では、さまざまなジャンルのショップが旧車を展示したほか、自動車学校の学生によってカスタムされたネオクラシックカーも登場しました。
日産グループの自動車整備専門学校「日産京都自動車大学校(以下、京都校)」は、同イベントにカスタムカー「NEO SKYLINE(ネオスカイライン)」を展示。
「東京オートサロン2025」「大阪オートメッセ2025」につづいてノスタルジック2デイズ2025でも披露されたネオスカイラインは、旧車好きの来場者から熱い視線が注がれていました。

日産自動車大学校では毎年、車体系課程の学生が授業の集大成としてカスタムカーを製作しており、ネオスカイラインは京都校の自動車整備・カスタマイズ科 4年生が6ヶ月かけて製作したものです。
ベース車に日産の2ドアクーペ「スカイラインクーペ」(11代目・V35型)を使用。「現代のケンメリ」というコンセプトのもと、「新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたい」という学生の思いが込められています。
“ケンメリ”とは1972年に発売された4代目スカイライン(C110型)の愛称。50年以上が経過した現在も根強い人気を誇っていて、車名の「NEO」は、“N”が「懐かしさ(Nostalgia)」、“E”が「夢中(Enthrall)」、“O”が「斬新さと独創性(Originality)」を意味し、頭文字を組み合わせてNEO SKYLINEと名付けられました。
ネオスカイラインのフロントは、ボンネットやフェンダーなどのインナー(内部)パネルはV35型スカイラインクーペのものを流用し、アウターパネルを自作。ヘッドライトはバイク用の丸目2灯LEDを用いて現代風にアレンジしています。
また、ライト周りのベゼルはCADと3Dプリンターで学生が製作するなど、高度な技術も取り入れられました。
ボディサイドのサーフィンラインは、V35型スカイラインのインナーパネルを活かして新しく描いたもの。ラインの盛り上がりや角度などの左右差をなくすことが苦労したポイントだったそうです。
リアは、大型トラック用に市販されているカスタムLEDテールランプを組み込んで、ケンメリの特徴を再現。丸目を現代風に解釈し、懐かしさとモダンさを両立した新しいデザインとしました。
このほか、外装の各部に歴代スカイラインのモチーフを取り入れており、クオーターのバッジは、「Skyline」がケンメリのパーツ、「GT」は現行V37型の特別仕様車「スカイラインNISMO」の赤バッジをブルーに塗装して装着。
さらにインテリアの「NEO」の文字は、10代目・R34型に搭載された高性能・環境配慮型の新ユニットの名称「NEOストレート6」から流用するなど、これまでのスカイラインへの敬意も表現しています。
ネオスカイラインではボディカラーも注目されるポイントとなっており、学生が考えたオリジナルカラーである「トモアキブルー」が採用されました。
「トモアキ」の由来は、カラーを考案した学生の名前から取られたもの。ケンメリのカタログカラー「ブライトブルーメタリック」をベースとしつつ、パールを加えることで懐かしさと新しさを感じられる色になっています。
内装はブラック基調にブルーのアクセントをあしらったレザー仕様で、ネオスカイラインのターゲットである40・50代にマッチする、高級感と落ち着きのあるインテリアを実現しました。
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ノスタルジック2デイズ2025での展示で京都校の学生に話を聞くと、「旧車のイベントなので、トモアキブルーのカラーが(来場者の心に)刺さっている」と手ごたえ十分とのこと。
現代のケンメリとして製作されたネオスカイラインのスタイリングはもちろん、懐かしい感じがするボディカラーも含めて、旧車に関心のある多くの来場者が興味を持っていたようです。
自動車学校の学生と、日産本社のデザイナ入れ替えたら?もっと良い車が出来上がると思うけど
ボンネットやトランクのチリ合わせが全然合ってない、ドア内張の素人丸出しの浮だらけで長さが足りず生地の端が見えてる酷さ、もう少し丁寧に出来ないか?