スズキ「軽スポーツ」いつ復活!? 軽量ボディ×64馬力「MTターボ」のホットモデル! 俊足仕様の「アルトワークス」再登場なるか?
スズキのベーシック軽モデル「アルト」には、かつて高性能なスポーツモデル「アルトワークス」がラインナップされていましたが、2021年登場の現行型には存在していません。この先、アルトワークスの復活はあるのでしょうか。
ダイハツからライバル車登場間近!? ますます高まる「ワークス」復活の声!
スズキのベーシックな軽「アルト」シリーズにはかつて、高性能な「アルトワークス」が存在していました。
軽スポーツの代表格として人気を集め、生産終了後も復活を期待する声が多いようですが、新型登場の可能性はあるのでしょうか。

アルトワークスは、軽自動車でありながらスポーツ性能を追求したモデルとして1987年に登場し、ターボエンジンと5速MTを搭載した軽快な走りで、多くのファンを獲得しました。
また現在の軽自動車における最高出力の64PSを上限とするという自主規制のきっかけとなったモデルでもあります。
そんなアルトワークスの歴代モデルは、「軽自動車の枠を超えたホットハッチ」として各世代で人気を博しました。
1998年の軽自動車規格改定後も「ワークス」の名を継ぐモデルが登場し続けましたが、一度ラインナップから姿を消しています。
しかし2015年、スズキは8代目アルトをベースにしたアルトワークスを復活させました。
K6A型エンジンから進化したR06A型ターボエンジンを搭載し、専用のスポーツサスペンションやレカロシートなどを採用しました。
2021年12月の9代目アルト登場を機に、アルトワークスは販売終了していますが、今もなお復活を望む声は少なくないようです。
その背景には、根強い軽スポーツモデルの根強い人気があります。
なかでも、2025年1月開催の「東京オートサロン2025」では、アルトのライバル車「ミライース」をベースにしたスポーツモデル「ミラ イース GR SPORT コンセプト」も登場したことで、その期待が一気に高まっているようです。
ミラ イース GR SPORT コンセプトは、「コンセプトモデル」と名乗りつつも、非常に現実味のある仕上がりで、ターボエンジンと5速MTが組み合わされるほか、専用内外装が施されるなど、市販化が大いに期待されています。
往年のファンのなかには、アルトワークスの好敵手だったダイハツの軽スポーツ「ミラターボ TR-XX」を思い出す人もいるかもしれません。
スズキもその状況は無視できないはずです。
もし新型アルトワークスが登場するとすれば、どのような仕様になるのでしょうか。
現在販売されている9代目アルトは、先代同様に軽量化を図りながら、より実用性や燃費性能を重視した設計になっています。
新型アルトワークスが登場する場合、これをベースに専用の足回りとスポーツ向けのチューニングが施される可能性が高いでしょう。
パワートレインについては、R06A型ターボエンジンの継続搭載が考えられますが、排ガス規制や燃費性能の向上を求められる現代の市場において、ベース車同様のマイルドハイブリッド技術が取り入れられる可能性もあります。
また5速MTの設定は必須と考えられますが、CVTも設定することで、市場のすそ野を広げようとする動きもあるかもしれません。
さらに足回りにはスポーツ専用の強化サスペンションを採用し、ブレーキ性能の向上も図られるでしょう。
エクステリアも専用のエアロパーツやアルミホイールが装備されるほか、インテリアに関しても、専用のスポーツシートやステアリング、メーターパネルなどが搭載され、走行性能だけでなく、運転する楽しさをより引き立てる仕様になることが予想されます。
スズキお得意の軽量ボディは高性能化にも有効に効くはずで、ミラ イース GR SPORTとの新たな軽スポーツ対決が勃発することになるでしょう。
もちろん2025年2月末現在、公式発表は一切ありませんが、スズキの英断に期待したいところです。
出すならとっくに出している。現行アルトでは対応出来ないから出さないだけ。