斬新「ブルーバード」実車展示! カクカク「旧車デザイン」&ド迫力フェンダー採用! “ヤング仕様”な日産校の「ブルーバード・極」ノスタルジック2デイズに登場!

2025年2月22日と23日に開催された「ノスタルジック2デイズ」で、日産・自動車大学校はカスタムカー「ブルーバード・極」を実車公開しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

若者仕様の「ブルーバード」公開!

 2025年2月22日、23日と2日間にわたり、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催されたクラシックカーの祭典「ノスタルジック2デイズ」にて、日産・自動車大学校はカスタムカー「ブルーバード・極(きわみ)」を実車展示しました。

ド迫力フェンダーでワイドになったボディがスゴイ! 「ブルーバード・極」ってどんなクルマ?
ド迫力フェンダーでワイドになったボディがスゴイ! 「ブルーバード・極」ってどんなクルマ?

 日産・自動車大学校は全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)あり、5校に共通する自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程をもつ自動車整備専門学校です。

 例年、主に車体系の課程を有する学生たちが授業の集大成として制作したカスタマイズモデルを、カスタムカーショー「東京オートサロン」で披露することが恒例となっており、来場者を始め多くの注目を集めています。

 今回ノスタルジック2デイズで公開されたブルーバード・極も、学生たちが手掛けたカスタムカーとして、同年1月の「東京オートサロン2025」で初公開された1台です。

 ベースとなったのは、1983年に登場した7代目ブルーバード(PU11型)の最上級モデル「ブルーバードマキシマ」。

 ベースはFF駆動を初採用したブルーバード7代目で、ブルーバードマキシマでは4ドアハードトップボディとV型6気筒エンジンを組み合わせ、高級感と広い室内空間を実現していました。

 ブルーバード・極は、これをベースに「ラグジュアリー&スポーツ」をコンセプトに、若年層向けのカスタムが施されました。

 開発にあたった学生たちは、「クルマ好きが集うミーティングで目立つクルマ」を目指し、ベースとして候補に挙がった「サニトラ」や「R30型スカイライン」ではなく、V6エンジンを搭載した四角いセダンという特徴を持つブルーバードマキシマを選択したといいます。

 車名の「極」は、外装・内装・走りのすべてを極めるという想いから命名。

 エクステリアには、日産のカスタムブランド「AUTECH(オーテック)」にも採用された上質な「オーロラフレアブルーパール」を採用し、若々しく活動的な印象を演出しています。

 さらに、フェンダーの張り出し部にダクトを設け、スポーティな仕上がりを追求しました。

 リアには、小ぶりなスポイラーを装着し、品を損なわないデザインを意識。

 マフラーも溶接で作成した砲弾型を採用し、80年代の雰囲気を醸し出しています。

 一方、インテリアはブルーバードマキシマの特徴を活かし、ベロア調のシートや純正カセットデッキをそのまま残しつつ、ナルディステアリングやロールケージを組み込む程度に抑えました。

 近年、80年代から90年代の“ネオクラシック”なクルマが若年層に人気を博しており、ノスタルジック2デイズの会場でも、ブルーバード・極のスクエアなデザインが好評を得ているようです。

 また、ブルーバードマキシマ世代ともいえる40・50代の来場者からは、「マキシマ懐かしいなあ」「やっぱりブルーバードはカッコイイ」との声も寄せられ、多くの人々の注目を集めていました。

【画像】超カッコイイ! これが日産「斬新ブルーバード」です! 画像で見る(24枚)

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