まもなく「マイナ免許証」スタート! 一体化で何が変わる?「紛失時や取締り時はどうなる?」 ユーザーの疑問を警察庁に聞いてみた!免許保有者への影響はいかに
「紛失したら?どうなる?」「マイナ免許証での取り締まりはどうなる?」 ユーザーの疑問に警察庁の担当者に聞いてみた!
ユーザーの間では紛失時やマイナ免許証での取り締まりなどに関する疑問の声があがっています。これについて警察庁の担当者は次のように話しています。
「マイナンバーカードを紛失した場合は、総務省の『特急発行・交付制度』により、原則1週間でマイナンバーカードが再発行されると承知しています。
再交付されたマイナンバーカードに免許情報を記録する場合は、住所地の免許センター等で再交付されたマイナンバーカードを提示し、同カードに免許情報の記録を即日で受けることにより、マイナ免許証を引き続き保有できます。
また、免許センター等において、従来の免許証の再交付を即日で受けることも可能です」
マイナ免許証を紛失すると、市町村役場でマイナンバーカードの再交付を受けてから警察でICチップに免許情報を記録するという流れになるため、一定の期間がかかることは知っておいたほうが良いでしょう。
なおマイナ免許証自体には免許証の有効期間が印字されませんが、スマートフォンやパソコンに「マイナ免許証読み取りアプリ」をインストールすることで、ICチップに記録された免許情報が確認できるようになります。
このアプリには読み取った情報を従来の運転免許証のデザインで画像保存する機能や、スマートフォン用アプリの場合は有効期間が近づいていることを通知する機能が付いています。
ちなみに運転免許証の読み取りに際しては、マイナ免許証の取得時に本人が選択した数字4桁の暗証番号が必要となるため、アプリを利用する場合は忘れないよう気をつけましょう。

また、ユーザーからは「マイナ免許証を持ったドライバーの交通取り締まりをどのようにおこなうのか」との疑問も寄せられていますが、これに関して前出の担当者は次のように説明しています。
「警察官がマイナ免許証の提示を受けたときは、すでに配備されている携帯端末を用いて免許情報を読み取ることとしています。
その際には、免許保有者が暗証番号を失念していたために警察官が免許情報を確認できないといった事態が生じないよう、国民向けのマイナ免許証読み取りアプリで読み取る場合とは異なり、暗証番号の入力は不要とすることを想定しています」
つまり今後、マイナ免許証を持っているドライバーに対しては、警察専用の機器を使った取り締まりが行われることになるようです。
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まもなく3月24日から「マイナ免許証」の運用が始まります。
これにともない、前日となる3月23日は免許関係事務を全国一斉に停止することが予定されているため、その付近で免許更新をおこなう場合は十分に注意しましょう。
マイナ保険証もそうだが「便利なる!」という内容って、マイナカードでなくても実現できることだよね……。
だいたい免許証なんて、IC化をずいぶん前にしているやろ。あれって「顔の画像」データもはいっているんだよね(二つの暗証番号があるが、あれはそれぞれ別のデータを参照するためにある。「顔の画像」データを確認するときは2つめの暗証番号を使う)
IC免許証は、ただただ無駄にコストアップ(とうぜんお金が特定の団体にながれる)しただけで、なーんも使っていないといっていう惨状だが。