「使わない」声も装着車なぜ増加? ハンドル奥の「パドルシフト」いつ使う?

「納車直後は嬉しくてパカパカと操作していたけれど、最近はめっきり操作していない」使わないなら、要らない装備では? という声も聞こえる「パドルシフト」。どんな時に使えばいいのでしょうか。

気持ちよく加速させるスポーツ走行にも最適

 サーキットのような本格的なスポーツ走行ではなくても、例えば「峠道などのキツイコーナーで充分減速したあとに加速したい」、というようなシチュエーションのときにはコーナー前にパドルシフトでシフトダウンしながら減速することで、立ち上がりのときに「低いギア=高回転」を維持したまま加速することができます。

ワインディングを走る三菱「エクリプス・クロス」

 そうすることで、より鋭い加速ができて気持ち良く走ることができます。

 なお、最近のクルマはとても賢いので、シフトダウンをしてオーバーレブ(エンジンの許容回転数を超えてしまうこと)をしてしまうようなこともありません。

 パドルシフトは、運転のうまい人が使うだけの装備ではありません。使っていなかったけど「そういえば付いていたなウチのクルマ」と思い出した方は、ぜひパドルシフトを使ってガンガンシフトチェンジをしてみてください。新たなクルマの愉しさに気が付くかもしれませんよ。

【了】

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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