東京の未完成道路「環4」の現場が「フェンス密集地帯」な理由とは!? 「新宿最後の未開通区間」富久町工区は現在どうなっているのか

東京の環状道路のひとつである「環状第4号線」はまだまだ事業中や工事中の区間も多いですが、そのひとつ「富久町」工区は今どうなっているのでしょうか。

東京の環状道路の未開通区間

 東京の環状道路のひとつである「環状第4号線」(以下、環4)。まだまだ事業中や工事中の区間も多いですが、そのひとつ「富久町」工区は今どうなっているのでしょうか。

工事中の環状第4号線富久工区(画面奥)
工事中の環状第4号線富久工区(画面奥)

 環状第4号線は、港区港南三丁目から、白金台、国立競技場、西早稲田、本駒込、日暮里を経由して江東区新砂三丁目へつなぐ都市計画道路です。

 都心部をぐるっと4車線道路でつなぐことを企図した戦後すぐからの計画ですが、環5~8に比べて実現度合いがまだまだ低く、新宿区内をはじめブツ切れ・事業中のままの区間もあります。

 整備済みの区間には「外苑西通り」や「プラチナ通り」などの名称があります。

 その「プラチナ通り」は、恵比寿方面から地下鉄白金台駅の目黒通りへ接続して、突き当たりで終わっています。それをさらに延伸させて、品川駅方面へ直結させる事業が、現在進行中です。

 目黒通り(白金台)~国道1号(高輪台)の800mが「白金台区間」、国道1号~品川駅~旧海岸通り(港南三丁目)の1270mが「高輪区間」です。

 高輪区間は品川駅周辺再開発と同時進行で形が見えてきています。いっぽう白金台区間は2020年末に事業化してから、まだまだ準備段階です。

 白金台区間は基本的に地上区間ですが、住宅密集地であるため、用地取得は容易ではありません。そのため東京都は今回あらためて、沿線住民たちと直接コミュニケーションを行う機会として、オープンハウスを開くかたちです。

 会場は白金高輪駅前の高輪区民センターで、開催は2月7・8日、14・15日の計4回(対象区域ごとに日を指定)。

 ※ ※ ※

 今回のオープンハウスでは、現在の検討状況が明らかにされるといいます。その最新情報は、オープンハウス開催にあわせて、Web上でも公開される予定です。

【画像】超便利!? これが「環状第4号線」富久町工区のルートと現場状況です(30枚以上)

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