日産「“新型”マーチ」まもなく登場!? 丸目が超カッコイイ「コンパクトカー」! 全長4m以下ボディ採用か? 決算発表で明らかになった「新モデル」どうなる?
日産が2月13日に実施した2024年度 第3四半期決算発表。その中で2025年度に生産を開始する予定のEV車として、欧州市場に向けてコンパクトEVが投入されることも発表し、そのシルエット画像が公開されました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型マーチ登場へ?
日産が2月13日に実施した2024年度 第3四半期決算発表。その中では2025年度から2026年度にかけて市場に投入されるモデルたちの一部が明らかとなりました。
この中で2025年度に生産を開始する予定のEV車として、欧州市場に向けてコンパクトEVが投入されることも発表し、そのシルエット画像が公開されました。

このコンパクトEVと呼ばれるモデルは、ハッチバックタイプのボディに丸形のヘッドライトを持っていることが見て取れるシルエットとなっており、2022年1月に予告されたコンパクトEVのティザー画像に似たものとなっています。
このデザインが日本でも展開されていた「マーチ(欧州ではマイクラ)」のデザインと通づるところがあるため、その後継を担うコンパクトEVではないかという憶測が流れています。
このコンパクトEVは2022年1月時点で日産がデザインを担当し、ルノーが開発と生産を担当するとされており、2024年2月に発表されているルノーのコンパクトEVであるルノー「5 E-TECHエレクトリック」と兄弟車関係になる可能性も高そうです。
ちなみにルノー5 E-TECHエレクトリックは全長3,920mm×全幅1,770mm×全高1,500mmとされており、搭載される駆動用バッテリーは52kWhと40kWhの2種類。航続距離は前者で400km、後者で300kmとされています。
なお、日産は2023年9月に日産デザインヨーロッパの設立20周年を記念したコンセプトカーとして「コンセプト20-23」というEVモデルを発表していますが、こちらはアグレッシブなオーバーフェンダーや大型のウイングなどを備えたスポーティないで立ちとなっているものの、丸形ヘッドライトはコンパクトEVのティザー画像にあるものと近しいものとなっていました。
奇しくもルノーも2024年12月に、過去にWRCに出場するためにルノー5をベースにエンジンをミッドシップに搭載しターボ化したルノー5ターボを現代版に解釈したルノー5ターボ3Eを発表しており、日産版のコンパクトEVにもホットモデルが設定される可能性もゼロではないかもしれません。
ただマイクラ(マーチ)と言えば日産のエントリーモデルとして長らく愛されてきたモデルということもあり、EVモデルとなることについて不安視する意見もあるようです。
しかし今回のコンパクトEVはあくまで欧州市場向けにリリースされるモデルということなので、日本にも導入されるのか、もしくは日本には別のエントリーモデルが新たに登場するのかは不明ですが、過去に日本でも展開されていたマーチだけに、今後の展開に期待したいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
日産お得意のOEMでしょうか?
本当に「超カッコいい」でしょうか?
私見ですが「この車に乗るのは恥ずかしい」と感じます
関係ない写真が目白押しで草