神奈川県ブチギレ!?「告訴します」ドリフト対策の道路設備「わずか1日で破壊」被害に…損害多数で監視体制強化へ

神奈川県は2025年3月26日、秦野市内の県道において、ドリフト対策のために設置した道路設備が、大規模に破損されたことを発表しました。

被害届と告訴状を提出へ

 神奈川県は2025年3月26日、秦野市内の県道において、ドリフト対策のために設置した道路設備が、大規模に破損されたことを発表しました。

画像はイメージ(画像:写真AC)。
画像はイメージ(画像:写真AC)。

 現場は県道70号線「秦野清川線」で、ヤビツ峠の手前の菜ノ花台園地付近です。

 被害にあったのは、道路のセンターラインに等間隔で設置される反射式道路鋲(びょう)です。薄型であるものの、3cm程度の厚みがあるため、センターラインを超える運転をすると、振動や衝撃を感じます。

 県は3月24日に道路鋲設置に着手し、翌25日には設置完了。しかし26日の朝8時に、さっそく何者かによって破損されているのが見つかったといいます。

 18基設置したうち、3分の1にあたる6基が破損していました。壊された道路鋲は根元から外れ、うち5基は現場に放置されていたといいます。

 被害想定額は約13万円。わずか一晩での惨状に怒り心頭とみられ、県は異例のリリースを発出。速やかに秦野警察署へ被害届と告訴状を提出し、道路パトロールや監視カメラによって監視体制を強化するとともに「道路鋲を再設置する」としています。

 ヤビツ峠はドリフト族などから「走りの聖地」のひとつに位置付けられるなど、公道上での暴走行為が絶えないコースで、自治体は頭を悩ませている状況です。2022年6月にも暴走族追放運動の一環として、ヤビツ峠で啓発活動が実施されています。

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4件のコメント

  1. 意図的に「ドリフト」して破損させたのだから、明らかな「器物破損」の犯罪。逮捕、起訴に該当する案件。

    • 路上に設置するものは、基本的に大型車両(トラックとか)に踏まれる前提で製造取付されているはずなので、人為的に破損(抜いた)させたものと推測されます。

  2. 正直に名乗り出れば良かったものを…
    周辺カメラやNシステムで捜査始まったようなので手遅れですね。

  3. そもそもスピードが出ないようにスピードバンプをつけまくればいいと思うけどね。スピードが出なければ、壊れることはないと思う。

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