スズキの「世界戦略車」が“日本初”実車公開! ちょい“ワル顔”デザイン採用! めちゃ静かで環境に優しいBEVスクーター「e-アクセス」とは
スズキは2025年2月20日、「新中期経営計画」を発表しました。発表会場にはスズキの今後を担う世界戦略車が多数展示され、日本初実車展示となる「e-ACCESS」の姿もありました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
日本初実車公開!
スズキは2025年2月20日、「新中期経営計画」を発表しました。発表会場にはスズキの今後を担う世界戦略車が多数展示されていました。
そのなかに、1月にインド・ニューデリーで開催された「Bharat Mobility Global Expo 2025」で世界初公開されたばかりのBEVスクーター「e-ACCESS(eアクセス)」が日本初実車展示されていました。

eアクセスは、スズキ初の二輪車におけるバッテリーEV(BEV)世界戦略車として登場した電動スクーターです。静かで快適な走行を実現する次世代スクーターで、排気ガスを一切出さず、環境に配慮した移動手段として注目されています。
デザインは、インド市場で販売台数No,1のスクーター「ACCESS(アクセス/日本車名:アドレス)」をベースとしたデザインを採用。BEVモデルらしくマフラーレスなデザイン、リア片持ちタイヤとすっきりとしたクリーンなスタイリングにまとめられています。
縦型LEDポジションライトと特徴的なLEDヘッドライトを組み合わせたアイコニックなデザインが魅力的。リアにはフルワイドLEDテールライトを採用し、視認性とモダンな印象を両立しています。
ハンドル周りには、視認性の高い、4.2インチTFT LCDインストルメントパネルメーターを採用。スロットル側にはリバースモードスイッチを搭載しており、狭い駐車スペースでもスムーズにバックが可能です。
フロントポケットは左側に配置され、USB充電ポート備え、スマートフォンの充電が可能です。さらに、センターには、折り畳み式コンビニフックが装着され荷物の固定などに役立ちます。
シートは、厚みがあり凹凸の少ないフラットロングシートを採用、ゆったりとしたフラットフロアと組み合わさり、快適なライディングポジションを実現しています。
足回りは、スタイリッシュなデザインの切削加工ホイールを装着。リアスズキのコンバインドブレーキシステムを採用し、前後ブレーキをバランスよく効かせることで安定した制動性能を実現しています。
パワーユニットは、最大出力4.1kW・最大トルク15Nmを発揮する電動モーターとベルト駆動ユニットの組み合わせ。
長寿命でメンテナンスフリーのLFPリチウムイオンバッテリーを採用しており、減速時にエネルギーを回収する回生ブレーキを備えるため、エネルギー効率を最大化して航続距離を延ばすことが可能です。
一充電航続距離は、WMTCモードで87km/hです。また、充電時間は、約6時間でフル充電されます。
また、スズキ ドライブモードセレクター-e(SDMS-e)を搭載し、エコモード、ライドモードA、ライドモードBの3つの走行モードを選択可能。エコモードはエネルギー消費を抑え航続距離を最大化し、ライドモードAは強めの回生ブレーキ設定でパワーを保ちつつ航続距離を延ばします。ライドモードBは、ガソリン車に近い減速感を実現しているとのこと。
機能面では、スマートフォンと連携できる「Suzuki Ride Connect-E App」に対応し、TFT LCDインストゥルメントパネルとスマートフォンで様々な情報を確認できます。さらに、キーレスシステムにより、リモコンを持っているだけで、モーターの始動や充電口の開閉、アンダーシート収納へのアクセスが可能です。
価格や日本での取り扱い時期は、未発表ですが2025年4月よりインド市場で販売され、その後各国に輸出が予定されています。
今後のスズキからの発表に注目が集まります。
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