トヨタが「新型“クーペ”セダン」世界初公開! 美しすぎる「クーペ流麗フォルム」の高級モデルが登場!? 新型「プラチナ7」を上海ショーでお披露目へ
トヨタは、中国・上海で4月23日から開催される第21回「上海国際モーターショー」において、「TOYOTA bZ(ビーズィー)」シリーズの新型「プラチナ7」を世界初公開します。どのようなクルマなのでしょうか。
「広州ショー2024」で発表の「bZ7 コンセプト」市販版か
2025年4月17日、トヨタは中国・上海で開催される第21回「上海国際モーターショー」において、「TOYOTA bZ(ビーズィー)」シリーズの新型「プラチナ7」を世界初公開することを明らかにしました。

TOYOTA bZは、トヨタの電動車フルラインナップ化の一環として新たに設定されたBEV(バッテリーEV:電気自動車)シリーズの名称です。
中国や欧州、北米などのBEV需要が多い地域に向けて、EV専用プラットフォームを用いたラインナップが展開されます。
2021年4月に発表されたクロスオーバータイプの「bZ4X」を皮切りに、2022年10月には中国向け4ドアセダン「bZ3」、さらに2024年には中国向けクロスオーバータイプの「bZ3C」と、同じく中国向けファミリーSUV「bZ3X」を相次いで発表しています。
トヨタは2021年の時点で、2025年までにbZシリーズを7車種展開するとしており、今後もさらなる新モデルが期待されているところです。
そんななか今回の上海国際モーターショーにおいて、すでに発売されているbZシリーズを出展するとともに、新型モデルのプラチナ7を世界初公開します。
先行公開されたティザー画像では、4ドアクーペ風の流麗なボディサイドのシルエットが公開されています。
その詳細についてはまだ明らかにされていませんが、2024年11月に中国・広州で行われた「広州モーターショー2024」において、トヨタは4ドアクーペフォルムのコンセプトモデル「bZ7 コンセプト」を発表しており、新型プラチナ7はこの市販版モデルとみられます。
bZ7 コンセプトは、先行発売のbZ3CとbZ3Xに次ぐ中国専売BEVで、中国・広州汽車との合弁会社「広汽トヨタ」が製造・販売を担当すると発表されていました。
ドライバーズカーでありながら広々としたキャビンを持ち、後席でもくつろげるショーファーカー(お抱え運転手に運転を任せオーナーは主に後席に乗る高級車)としても使える設計としています。
なおトヨタは新型プラチナ7について、「トヨタの最新の現地研究開発の成果を体現した新型モデル」だと説明します。
bZシリーズは、世界各国のユーザーニーズにあわせたさまざまなBEVの導入はトヨタだけでは難しいとし、パートナー企業との共同開発を宣言しています。
bZ3とbZ3Cはトヨタと中国・BYD、現地法人の一汽トヨタによる3社連携で、bZ3Xはトヨタと中国・広州汽車、広汽トヨタなどによる共同開発がそれぞれおこわれています。
今回の新型プラチナ7についても、同様の取り組みがなされているものとみられます。
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第21回 上海国際モーターショーは、2025年4月23日から5月2日まで開催される予定です。
大きいプリウスがあれば乗りたいなーと思ってた。これは正にそんな感じ!
これのハイブリッドを日本で販売してくれ~