斬新すぎる「ハイエース」に注目! まさかの「お風呂」搭載の“車中浴仕様”がスゴイ! まるで“移動式露天風呂”なきらTV「風呂エース」の魅力とは?
近年は商用車としてのみならず、アウトドアや車中泊など、レジャーを楽しむ個人ユーザーからも多くの支持を集めているトヨタ「ハイエース」ですが、なかには車内にお風呂がある「車中浴」仕様のハイエースも存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
車中浴が楽しめるハイエースとは?
トヨタ「ハイエース」は、初代モデルが1967年に登場し、その後も約60年間に渡ってトヨタの商用車として愛されてきたことで、今では商用ワンボックスの代表的存在になりました。
現行モデルは2004年にデビューした5代目(200系型)にあたり、近年は商用車としてのみならずアウトドアや車中泊など、レジャーを楽しむ個人ユーザーからも多くの支持を集めています。
そんなハイエースですが、「ジャパンキャンピングカーショー2023」では、車内にバスタブを設け、車中泊ならぬ「車中浴」仕様のハイエースが展示されていました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのモデルとは、YouTuber「きらTV」氏の愛車である「(通称)風呂エース」です。
同車は、車中泊をしながら、好きな場所で湯船に浸かれるという斬新なアイデアを具現化したもので、ベース車両はキャンピングカーの開発から製造・販売を行っているケイワークス(愛知県豊橋市)のハイエースキャンピングカー「EVANS(エヴァンス)」です。
ハイエースのワイドボディ・ミドルルーフ車を改造し、車内には快適な空間を確保。
特に後部の荷室フロアにある大型の床下収納を活用し、ここにステンレス製のバスタブを設置しています。
水を張り、1000Wの投げ込みヒーターや薪ストーブを使ってお湯を沸かすことで、旅先でも本格的な露天風呂が楽しめるとのこと。
電気ヒーターは手軽ですが、サブバッテリーの消耗が激しいため、発電機を併用。
一方、薪ストーブ式は安定した火力を維持すれば約40分でお湯が沸くとのことで、アウトドア愛好家には後者のほうが魅力的かもしれません。
この風呂エース最大の魅力は、なんといっても自由な場所で温泉気分を味わえること。
きらTV氏のYouTubeチャンネル内では、キャンプ場や雪が積もる環境のなかでなど、様々なシチュエーションで、風呂エースのバスタブに浸かる様子が映っています。
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キャンピングカー市場は今も一定の需要を得ており、カスタムメーカーはもちろん、自動車メーカーからも車中泊に寄り添ったモデルも登場しています。
そのなかで車中浴という新しい概念を実現した風呂エースは、これからのアウトドアライフに新たな可能性をもたらします。
車中泊の枠を超え、旅先で気ままにお風呂を楽しむスタイルは、クルマ旅の幅を広げることでしょう。
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