約140万円で5MTあり! ホンダの新型「小さな高級セダン」がスゴかった! 全長4mの「ちょうどイイサイズ」に「精悍インテリア」が超カッコいい! インド版コンパクトセダン「アメイズ」とは

ホンダのインド法人が2024年12月4日にフルモデルチェンジした「アメイズ」とは、どのようなクルマなのでしょうか。

同セグメントで初の「ADAS」搭載モデル!

 ホンダのインド法人が2024年12月4日にフルモデルチェンジしたコンパクトセダンの新型「AMAZE(アメイズ)」が、「小さな高級車」のようだと密かに話題を集めています。
 
 どのようなクルマなのでしょうか。

インテリアも豪華! ホンダの新型「小さな高級セダン」とは
インテリアも豪華! ホンダの新型「小さな高級セダン」とは

 アメイズは、インドを中心とした新興国向けに開発されたエントリークラスの5人乗り・4ドアセダンです。

 初代は2013年にデビューし、現行モデルは3代目となります。

 新型アメイズのボディサイズは、全長3995mm×全幅1733mm×全高1500mmととてもコンパクトです。インドでは全長4m以下のクルマの税金を優遇しているため、経済性を重視するコンパクトカーなどの大衆車は、そのサイズに収まっています。

 外観上の特色は「ヴェゼル」に似た精悍なフロントマスクをもち、フロントエンドとリアエンドを垂直に切り落としたような造形で、車両を真横から見ると、いささか寸詰まりの印象を受けます。

 またセダンにしては腰高な印象を受け、車高も高めで”コロン”としたかわいらしい見た目です。

 インテリアも実用重視ですが、「シビック」「ステップワゴン」「ヴェゼル」などの最近のホンダ車が採用するリビング感のある雰囲気を演出し、高級感も上々。居住空間もしっかり取られています。

 先進機能としては、上級グレードに先進予防安全・運転支援技術(ADAS)の「ホンダセンシング」が装備されます。

 インドの同セグメントにおいて初のADAS搭載モデルだといいます。

 このほか後席サイドエアバックを含む6エアバックを全車に標準装備し、VSA(車両姿勢安定支援機能)も装備しています。

 パワートレインは、最高出力90PS・最大トルク110N・mを発生する1.2リッターガソリンエンジンにCVTもしくは5速MTの組み合わせで、駆動方式はFFのみとなっています。

 ボディカラーは「メテオロイドグレーメタリック」「ラディアントレッドメタリック」「プラチナホワイトパール」「ルナシルバーメタリック」「ゴールデンブラウンメタリック」「オブシディアンブルーパール」の全6色展開です。

 エントリーモデルながら「小さな高級車」と呼んでもおかしくない充実した装備や、上質なボディカラーラインナップとなっています。

 インドでの新型アメイズの価格は、エントリーグレード「V」(MT車)の79万9900インドルピー(約140万円)から、最上級グレード「ZX」(CVT)108万9900インドルピー(約190万円)です。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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