今年も「スギ花粉シーズン」襲来! クルマにも“悪影響”? 美しいボディを劣化させる可能性も! そのまま“放置”は絶対NGな理由とは
外装だけではない! 「フレッシュ空気の取り入れ口」にも注意
塗装の傷みは徐々に進んでいくものですが、実は花粉の影響は比較的すぐに現れることもあるようです。
![面倒でもこまめな洗車を[画像はイメージ]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2021/07/20200724_carwash_003.jpg?v=1595563253)
先出の輸入車ディーラーのサービスフロントは、塗装以外の花粉の注意点についてこのように話します。
「スギやヒノキ花粉の時期が過ぎたら、エアコンフィルターを交換することをおすすめします。
フィルター部分にもびっくりするくらい花粉が付着していますから」
多くの車種ではエアコンのファン周辺にフィルターが備わっており、これが花粉やホコリなどをブロックして室内に風を導いています。
しかし粒子の大きい花粉はエアコンのフィルターをつまらせて風量を弱めるとともに、雨天後などは湿気をともなって悪臭を発することもあるので、定期的な交換が必要になります。
基本的には年に1回程度の交換が推奨されていますが、気になるようであればこまめに交換しても良さそうです。
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ちなみに、ボディへの花粉の付着を予防することはできないのでしょうか。カーコーティング専門店のスタッフは、「単純な方法」があるといいます。
「自分のクルマはすでにボディコーティングを施工してあるから安心、というわけではないので気をつけてください。
通勤や通学ではクルマを使わず、乗るのは休日だけというのであれば、ボディカバーを被せて保護する方法もありです」
普段から定期的に洗車をしている人はもちろんのこと、洗車は大変だからついつい先延ばしに…という人であれば、なおさらこの数ヶ月は「洗車強化月間」と位置づけ、こまめに愛車を洗うようにしたほうがよいでしょう。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。






























