ついにトヨタ「セリカ」復活!? 「やっちゃいます。」宣言から数ヶ月後に「GRセリカ」で商標登録!? 噂の新エンジン&ミッドシップになるのか
「GRセリカ」はどんなクルマになる?
では、新たなセリカはどのようなモデルとなるのでしょうか。
この点については、中嶋副社長が2024年11月のトークショーで話した「(ガソリンや水素、電気、カーボンニュートラル燃料などのような)新しい技術は、セリカも含めてしっかりやっていきたいと思います」という内容が大きなヒントとなりそうです。
かつてのセリカのパワートレインを見ると、2L前後の排気量のガソリンエンジンのみとなっており、HEVやBEVなどの電動パワートレインはラインナップされていません。
しかし、中嶋副社長の発言を聞く限り、なんらかの電動パワートレインが設定されることは間違いないようです。
また、中嶋副社長は次のようにも話しています。
「昔のセリカは、デートカーとして人気を得ました。またラリーでもトヨタのセリカは人気です。
今後、お客様がデートカーなのか、ラリーなのかどちらを期待するかは分かりませんが、ワクワクするようなクルマにはしたいですね」

日本初のデートカー(スペシャリティカー)との呼び声も高いセリカは、1970年代から1980年代にかけて、大きな人気を博しました。
その一方で、1970年に初代が発売された直後からモータースポーツでも大きな活躍を見せています。
当初はロードレースへの参戦がメインであったセリカですが、1992年に世界ラリー選手権(WRC)に参戦するようになってからは、日本車初のマニュファクチャラーズ/ドライバーズタイトルを獲得するなど、ラリー界を代表する1台として知られるようになりました。
このように、かつてのセリカには大きく2つの側面があったことから、そのどちらをフォーカスしたモデルとなるのかに注目が集まります。
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また一部では東京オートサロン2025で発表された「GRヤリス Mコンセプト」に採用される新開発2Lエンジンとミッドシップ4WDを搭載するのではないかとも言われており、今後もセリカに注目です。
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