日産が「スライドドアバン」“新シリーズ”公開! めちゃ「優しいシート」×木目の「オシャ内装」完備! 注目の“車中泊カー”第2弾「NV200バネット“MY ROOM”」はどこがスゴイのか
メーカー謹製ならではの「精緻な作りこみ」も魅力
マイルームシリーズでは、横になって仮眠したいなと思いたったら、簡単にベッド展開ができるのも魅力です。
キャラバン マイルームでは平置きタイプと跳ね上げタイプの2種類から選べた後方のベッドルームですが、NV200バネットは平置きタイプのベッド展開となります。
![「精緻な作りこみ」も「マイルーム」シリーズの魅力です[写真は「キャラバン MYROOM(マイルーム)」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250206_NISSAN_CARAVAN_MYROOM_-6.jpg?v=1738813531)
後方に2枚のベッドマットを展開して、2in1シートをベッド仕様に展開すれば、あっという間にダブルベッド程度のベッドルームに早変わりです。
ベッド長1840mm×ベッド幅1200mmという広大なベッドで、ベッドから天井までの高さも955mmと余裕があり圧迫感もありません。
荷物は、ベッド下に生まれる床面長1065mm×床面幅1050mmの空間に収納すれば、ベッドが広々します。
壁面の収納内に電源口が隠されており、スマホのケーブルなどは隙間から出して、ベッドやリビングに散乱しないような配慮もされています。
なおキャラバン マイルームでは、オプション装備として後部の側面窓に仕込まれる専用設計の「ウッドブラインド」を選ぶことができます。
担当者によると、走行中にカタカタしないようなガイドを設置したり、ブラインドを操作する紐や棒も動かないように磁石で固定できるようにするなど、不要な音や振動が鳴らないように工夫をこらしているそうです。
キャラバン、NV200ともに、日産が自動車メーカーとしての厳しい社内規定に沿って、音や振動が不快にならない作り込みや、ウッド調素材の厳しい品質チェックなどをクリアした素晴らしい仕上がりになっています。
外部電源の取り込み口などが用意されているだけでなく、日産のEV「リーフ」の駆動用バッテリーを再生したポータブル電源などを用いれば、車内で快適に生活が送れるようになっています。
このようにマイルームシリーズは、ただオシャレなだけではなく、メーカー製ならではの精密な作り込みが魅力といえるでしょう。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。





































































































