マツダが赤い「アイコニック SP」実車展示! スポーティプロポーション採用! パカっと開くリトラ&スワンドアに感激!? 青山で限定公開
「MAZDA TRANS AOYAMA」のオープン当日にはコンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP」も展示されます。
「MAZDA ICONIC SP」ってどんなクルマだっけ?
2025年2月6日にオープンしたマツダのブランド体感施設となる「MAZDA TRANS AOYAMA」。
オープン当日にはコンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP」も展示されています。

「MAZDA ICONIC SP」(以下、アイコニックSP)とは、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティーショー2023」においてマツダが世界初公開したモデル。
「クルマが好き」、「純粋に楽しいクルマがほしい」というユーザーの気持ちに応える「新しい時代に適合した、新しいジャンル」のコンパクトスポーツカーコンセプトです。
その見た目は、全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、ホイールベース2590mmという走りの良さを想起させる低重心のプロポーションを採用。
さらに、軽量・コンパクトなロータリーエンジンをボディ中央部に寄せて搭載するコンセプトによって、低いボンネットを実現しています。
なおエクステリアデザイナーは、次のように語っています。
「今回のアイコニックSPでは無駄なデザインの主張をなくし、純粋で、乗る人の気持ちを昂らせる、ライトウェイトスポーツカーのプロポーションを突き詰めました。
いまどきのデザイン処理を追加しようかと迷っていた時期もありましたが、このクルマの役目を信じ、とにかくシンプルなものとなるように頑張りました」
またボディカラーの「VIOLA RED」は、マツダの“赤を大切にしたい”というの想いをもとに、“前向きに今日を生きる人の輪を広げる”という同社の企業理念を重ね合わせて創られたコンセプトカラーです。
特徴としては、鮮やかな発色を追求し、造形を際立てさせる陰影感を生み出すことを目指したカラーとなっています。
担当したCMFデザイナーは次のように語っています。
「クルマを一目見た瞬間に気分が高揚する『赤』が必要だと思い、それを表現できる色はピュアなソリッドカラーしかないと考えました。
そこでスペシャルなソリッドカラーを表現すべく、白色の上に赤色のカラークリアを27回重ねて創り出しました」

またインテリアは「インディゴ・ブルー」を採用。シートにはは、デニムにも使用されている藍染のコットン糸を使用した3Dニットで包んでいます。
さらに白いパーツに関しては廃棄される牡蠣殻から作られた素材が採用されています。
このようなこだわりについて、インテリアデザイナーは次のように話しています。
「広島は日本有数のデニム産地ということ、藍染の赤みを帯びたブルーが赤と組み合わせるのには最高の相性だったということが、『インディゴ・ブルー』を選んだポイントです。
また環境配慮のため、その他の内装素材にも植物由来の繊維を使用しており、廃棄される牡蠣殻から作られた素材など『Made in HIROSHIMA』のプライドや故郷への愛をもって、サステナブルな提案にしたいと考えました」
そしてアイコニックSP最大の特徴は、水素など様々なカーボンニュートラル燃料などを燃やせる拡張性の高いロータリーエンジンをベースとした「2ローターRotary-EVシステム」を搭載すること。
システム最高出力は370馬力ということが公表されています。
※ ※ ※
今回、「MAZDA TRANS AOYAMA」のオープンに合わせて展示されたアイコニックSP。この施設では、2025年2月23日まで見られると言います。
アイコニックSPは、これまでも様々なイベントで展示されており、社内向けイベントには白いボディカラーの個体も披露されています。
近い将来、アイコニックSPの市販モデルが登場するのか、今後もマツダの動向から目が離せません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。