縮尺おかしい「フェラーリのような何か」がスゴイ! アンダー100万円の「謎マシン」の正体は? 目がバグる米の「そっくりさん」とは

「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」などのイベントで注目を集めるカスタムカー。カスタムカーの文化は世界でも親しまれていますが、米国のオークションサイト「Cars and Bids」に登場したエンツォフェラーリ風のポンティアック「フィエロ」も驚きのカスタムカーの一つです。

フェラーリのようななにか…?

 カスタムカーの祭典「大阪オートメッセ」が、2025年2月7日から9日まで開催される予定ですが、このイベントでは全国のカーショップがブースを出展し、オリジナリティー溢れるカスタムカーが集結。来場者の関心を惹いています。

 カスタムカーの文化は世界でも親しまれていますが、2023年11月にオークションサイト「Cars and Bids」で出品されたポンティアック「フィエロ」も驚きのカスタムカーでした。

フェラーリ…じゃない!(Photo:Cars and Bids)
フェラーリ…じゃない!(Photo:Cars and Bids)

 ポンティアックは、かつてゼネラルモーターズ(GM)が展開していた乗用車ブランド。ブランド廃止となる2010年まで約80年間に渡って活動していました。

 そして、そのポンティアックが1980年代に販売していたスポーツカーがフィエロです。ミッドシップレイアウトの2シーター、そしてボディパネルの交換が非常に簡単という特徴から、スーパーカーのレプリカを作製する際に度々ベース車となるクルマでもあります。

 2023年11月にオークションで登場したフィエロは、フェラーリが創業55周年を記念して送り出した「エンツォフェラーリ」をイメージして作られています。流石にそっくりとまでは言えませんが、フロントから鋭く伸びた特徴的な形状はしっかりその雰囲気を残しています。

 パワートレインには、最大約141馬力、最大トルク約23.4kgf-mを出力する2.8リッターのV型6気筒エンジンと4速オートマチックトランスミッションを組み合わせています。駆動方式は後輪駆動です。

 ドアの開閉方式はシザードアを採用。これはエンツォフェラーリと同じ方式です。さらに、モックアップのV12エンジンカバーも装備。エンツォフェラーリの印象にできるだけ近づけています。

 走行距離はすでに14万9000マイル(23万9700キロ)。さらに外装の傷や欠け、ハイビームやリアハッチが機能していないなど、良好な状態とはいえませんでした。それもあってか、最終的には5950ドル(約90万円)で落札されました。

※ ※ ※

 フィエロのカスタムカーについては、日本でも少数ながら「カウンタック」や「ディアブロ」に改造されたフィエロが流通しており、大手中古車サイトなどでその姿を見ることができます。

【画像】「えっ…!」これが「フェラーリのような何か」です!画像で見る(88枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー