クルマに備わる謎の「123ダイヤル」何のため!? いつ使えばいいの? 知らないと「まぶしい迷惑運転」になる可能性も! 知らない人多すぎな「スゴい機能」の正体とは
「自動調整機能」が義務化されるのはいつ!?
また、2006年の新車から光源が明るいヘッドライトを備えたクルマを対象に、上下方向の角度調整を自動で行う「オートレベリング機能」が義務化されたことから、オートレベリング機能を装備したクルマも増えています。
前述のセレナでも、e-POWER LUXIONに「オートレベライザー」が標準装備されるほか、他グレードでもセットオプションとして装着することができます。
![「うわっ、まぶしい!」知らず知らずに他者へ迷惑をかけている可能性も…!?[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/07/20240701_Headlight_HighBeam_Maintenance_001.jpg?v=1719812987)
さらに今後は、レベリング装備を必要とするすべてのクルマにオートレベリング機能の装備が義務化されることが決まりました。
国土交通省によると、ヘッドライトの眩しさによって周囲のクルマの発見が遅れ、事故に繋がった事例が2012~2021年の10年間で300件以上も発生しているといいます。
こういった事故防止のため国際的な議論が進められてきましたが、国連自動車基準調和世界フォーラムにおいて基準改正が合意されたことを受けて、日本でも法令改正が行われることとなりました。
今後、定員10人以下の乗用車では、新型車は2027年9月以降、継続生産車は2030年9月以降から適用されます。
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夜間にクルマとすれ違う時、「対向車のライトがまぶしいけどハイビームではなさそう」と感じたことがありますが、実は乗車人数が多かったり、ラゲッジルームが満載になっていたりするかもしれません。
ヘッドライトがまぶしすぎることで、周囲が見えにくくなり事故を起こしてしまうリスクもあるため、他のクルマに迷惑がかからないようレベライザーを操作して調整することが大切です。
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