クルマに備わる謎の「123ダイヤル」何のため!? いつ使えばいいの? 知らないと「まぶしい迷惑運転」になる可能性も! 知らない人多すぎな「スゴい機能」の正体とは

クルマのインパネまわりなどに、「0」から「3」などの数字が書かれたダイヤルスイッチが備わっている場合があります。「実は一度も触れたことがない」という人も多いという「謎ダイヤル」について紹介します。

「自動調整機能」が義務化されるのはいつ!?

 また、2006年の新車から光源が明るいヘッドライトを備えたクルマを対象に、上下方向の角度調整を自動で行う「オートレベリング機能」が義務化されたことから、オートレベリング機能を装備したクルマも増えています。

 前述のセレナでも、e-POWER LUXIONに「オートレベライザー」が標準装備されるほか、他グレードでもセットオプションとして装着することができます。

「うわっ、まぶしい!」知らず知らずに他者へ迷惑をかけている可能性も…!?[画像はイメージです]
「うわっ、まぶしい!」知らず知らずに他者へ迷惑をかけている可能性も…!?[画像はイメージです]

 さらに今後は、レベリング装備を必要とするすべてのクルマにオートレベリング機能の装備が義務化されることが決まりました。

 国土交通省によると、ヘッドライトの眩しさによって周囲のクルマの発見が遅れ、事故に繋がった事例が2012~2021年の10年間で300件以上も発生しているといいます。

 こういった事故防止のため国際的な議論が進められてきましたが、国連自動車基準調和世界フォーラムにおいて基準改正が合意されたことを受けて、日本でも法令改正が行われることとなりました。

 今後、定員10人以下の乗用車では、新型車は2027年9月以降、継続生産車は2030年9月以降から適用されます。

※ ※ ※

 夜間にクルマとすれ違う時、「対向車のライトがまぶしいけどハイビームではなさそう」と感じたことがありますが、実は乗車人数が多かったり、ラゲッジルームが満載になっていたりするかもしれません。

 ヘッドライトがまぶしすぎることで、周囲が見えにくくなり事故を起こしてしまうリスクもあるため、他のクルマに迷惑がかからないようレベライザーを操作して調整することが大切です。

【画像】「えっ…!」これが123ダイヤルの「正体」です! 画像で見る

画像ギャラリー

1 2

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

【月々8千円!?】新車ハスラーに乗れちゃう!(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー