「シカだァァ!」運転中にまさかの「衝突」! もしも野生動物を「ひいてしまったら」どうする!? “ロードキル”遭遇時の対処法とは
動物と衝突事故を起こしてしまったら「どうする」!?
もし動物と衝突事故を起こしてしまったら、クルマが自走できる状態であっても放置して立ち去ってはいけません。
動物との衝突であっても物損事故にあたるため、警察への通報が必要となります。
![警告標識を見かけたら一層の安全運転にこころがけましょう[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/01/20250123_Accident_Trouble_pixta_97182385_M.jpg?v=1737622272)
さらに自分のクルマ以外に損害や被害が出ている場合には必ず報告し、ケガ人がいる場合は救急車の要請が必要です。
加えて、動物が生きている場合は動物病院や保護施設に運ぶか、連絡して指示を仰ぎます。
一方で、動物が死亡してしまっている場合、死骸は一般廃棄物として扱われることになります。
大型動物など自分で処理することが難しい場合は、道路緊急ダイヤル「#9910」や市区町村などの道路管理者に連絡し、処理を依頼しましょう。
市区町村道などでは、状況によって道路管理者による対応が後日となってしまうことも考えられます。
その場に放置すると後続車が轢いてしまう恐れがあり危険なため、交通の妨げにならないよう路肩などに移動させておくことが大切です。
動物を動かす時は、衛生面や安全面から、動物の生死に関わらず素手で触らないよう注意が必要です。
作業する際はクルマのハザードランプや発煙筒などを活用するなど、安全を確保して作業しましょう。
また高速道路で動物を轢いてしまった場合、道路上の動物を移動させるのは危険です。
SAやPAなど安全な場所に停車してから、または同乗者などが道路緊急ダイヤルへ連絡するといいでしょう。
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動物との衝突によりクルマの修理が必要となった場合、自動車保険(任意保険)に加入していれば車両保険で補償対象となります。
ただし、補償範囲が限定された「エコノミー型(限定補償型)」では補償対象外となっていることもあるため、契約内容を確認してみましょう。


















































